夏目友人帳 19 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
4.19
  • (103)
  • (113)
  • (47)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 1687
感想 : 61
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592193692

作品紹介・あらすじ

昔の同級生・柴田から電話をもらい田沼を連れて会いに 出かけた夏目。久々の再会の中で「外木の人形屋敷」の噂 を聞く。廃屋のはずの近所の屋敷から、夜な夜な何かの 動き回る音が聞こえるのだとか…。現地を訪れた夏目が そこで目にしたものとは? あやかし契約奇談第19巻!!
2015年5月刊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • どきどきしながらも、なんだかほっこりしてしまう、
    それがこのコミックの良いところ♪
    友人関係、妖かしたちとの話はほっこり系。
    久々にたっぷりレイコさんの話。夏目に繋がる2代にわたる温かい話でした。
    そして、的場。登場するだけでゾワゾワします。
    生まれたときから妖かしのダークな面を見てきたような、
    どんな歩みや経験があったか、気になります。
    夏目の祖父についても、今後展開がありそうで楽しみです(*^_^*)

  • 祖母(夏目レイコ)が残した友人帳により、妖怪の『名前』を返還したり襲われたりしている 主人公は夏目貴史(たかし)。

    夏目の昔の友人柴田から電話。
    沼田と一緒に会いに行き、そこで素人の作った「二体様」に出会う。
    蠱毒の人形版のようなもの。
    無事田沼家の御札とニャンコ先生によって払われた。
    石に花のような絵を書く妖怪がいる。
    師匠が弟子を探しながら。一度払わられてしまった弟子は、
    二度と修行した場所へは帰れない。
    一緒に旅をし続けようと師匠と弟子は旅立つ。
    レイコの妖怪譚。
    相変わらず勝負して勝つんだな。レイコは。
    箱崎邸で的場一門に出くわす。
    相変わらずどこか読めない的場。
    禁術に手を出し、制御出来ない人形を作り出し箱崎邸に逃げ込まれた。
    退治するために仕掛けを作っておいて、間一髪で夏目の功績。
    月に一度、的場の右目を狙ってくる妖怪。

    相変わらずの妖ワールドはちょっぴり悲しくも美しく。
    夏目も少しずつ心を開いていく。
    祖父の行方は未だ解らず・・・

  • 夏目19巻。
    構成は、以前出てきた友達柴田・田沼・夏目3人の「二体様」、石洗い様と弟子の「明日咲く」、珍しくレイコさんに感謝している妖「ゴモチの恩人」、的場さんの目を狙ってくる妖がでてくる「二つの輪」の4本立て。珍しく長編がない感じでした。

    これはもう私的には徹頭徹尾、石洗い様の話。
    露神の次くらいに好きかもしれません。
    ナナマキ様の前に、もう石が洗えなくなったアズマが出てきて二人が抱きしめあうところは本当にもう涙です。
    またいつか出てきてくれるといいんだけどな。

  • 第74話●二体さま
    第75話●明日咲く
    第76話●ゴモチの恩人
    第77話●ふたつの輪

  • ナナマキさまとアズマの話が泣けた。
    レイコさんの話もよかったし、田沼、柴田と夏目の関係もちょっとずつ変わってきてよかった。

  • 直接コンタクトが余りないソフトな転回なれど、妖ならではの昔からの話を紡ぐ、心あたたまる一巻。

  • 石の花

  • 的場一門、登場。
    それまでのほっこりな流れを不穏な空気に変えて終わってしまった。
    祓い屋を一緒くたに悪いものと括ってはいけないが、やり方が乱暴なのも確か。
    仕事だから仕方ないけれど、話が嫌な雰囲気になるのが困る。

  • 貴志のルーツに関わりそうな4話は種まき回か?。一方、レイコ譚といい、ナナマキとアズマ回といい、これだけ長く続いているのに、友人帳らしい物語を安定して出し続けられているのは凄いことである。

  • 「二体さま」で久しぶりに登場した柴田が元気そうで良かった♪大好きな犬の会が登場する「明日咲く」は今回一番好き(*´-`)夏目の祖母レイコさんが登場する「ゴモチの恩人」でレイコさんは無茶苦茶だけれど、優しい人だと再認識(^^)♪最後の「ふたつの輪」で的場一族はやっぱり恐いと思った(>_<)

全61件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

緑川ゆきの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×