夏目友人帳 20 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 1516
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592193708

作品紹介・あらすじ

ある日、壺に頭がはまってしまった妖怪に出会った夏目。その妖怪・つきひぐいは壺を取ってくれたお礼にと夏目を子供の姿に若返らせてしまう! 若返りとともに記憶まであやふやになった夏目はニャンコ先生のことも思い出せなくなってしまい…? あやかし契約奇談第20巻!!
2016年4月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 夏目は怪しを助けた代わりに一つ恩返しを受ける。
    時間の巻き戻し。
    子供の姿形になり、記憶も当時のものに。
    とりあえず田沼の家へ。タキも一緒に。
    ニャンコ先生が見つけてくれて、恩返しを解いてもらう。

    夏の二泊三日の勉強合宿で出会う怪しは、何かを探していた。
    皆には3つしかない面。それは探しものをしてた山の神に仕えてた者たち。
    夏目が簪を探し出して、渡してやると山の神は帰っていく。
    皆に見えない4つ目の面に感謝しながら。

    案山子との勝負を偶然にすることになった人の話。
    なんとか、怖い思いの中で案山子に勝った。
    十完夜というお話。

    花壇を作る夏目。
    花壇の石を積んでも、持って行かれてしまう…
    犯人を突き止めるために夜に待ち伏せをして、怪しが犯人。
    箱庭の中に、社と岩と樹が植わっていて。
    修復を力のある夏目に依頼。
    仕方なく手伝うが、旅をして回るしだ姫様。
    訪問してくれて、宴を開き、夏目もその場に呼ばれる。
    夢のような…


    ほっこりとした時間を頂きました。
    やっぱり夏目、良い!

  • 本誌既読。
    いつのまにか20巻。

    夏目が若返ってしまった話は、自分が過ごしていた日常をおとぎ話みたいだと零した夏目が切ない。あとがきのネタバレ読むと、確かに名取さんだと無理そうだなと笑ってしまった。
    4つの面の話は、本誌で山神さまの登場シーン目にした時、ゾッとした覚えが。ウリ坊なニャンコ先生可愛い。
    案山子の話は、廃業した元・祓い屋の依島さんと名取さんの遠慮のないやりとり好きだな。
    旅するしだ姫様が泊まる箱屋敷を修復する話は、いつもより穏やかな雰囲気で好き。修復の最中にああだこうだ言う彼らが微笑ましい。

  • 夏目を取り巻く世界が優しく広く広がっていくのがいいな。それは夏目自身が変わっていっているせいもあるのだろうし、周囲の人々の影響もあるのだろうと思う。
    その世界を名取さんが壊しそうで、怖いんだよねぇ。彼は夏目とはある意味では真逆の位置にいるひとだからね。

  • 大台の20巻。
    読み直しも残すところあと3冊になりました。
    20巻の構成は、子供になってしまった夏目がたきと田沼と関わる「つきひぐい」、合宿先で出会った山の神様とその守り人との話「流れゆくは」、ほぼ毎巻コンスタント登場の名取さんとの話「とおかんや」、神様のための箱庭を守る妖たちの手伝いをすることになる「いつかの庭」の4本立て。
    この巻はどの話も、あまり質の悪い妖がいなくて、ほのぼのと幸せな感じです。
    つきひぐいに出てきた子供化した夏目と先生、たき、田沼とのやりとりにちょっとほろっと来るくらいでしょうか。
    個人的には、いつかの庭のお姫様がしだ姫さまという名前だったのが気になります。何をしてる姫様なんだろうか。

  • 第78話●つきひぐい
    第79話●流れゆくは
    第80話●とおかんや
    第81話●いつかの庭

  • いつかの庭 がとてもよかったしとてもすき。
    箱守りの気持ちが素敵。あたたかい。
    流れゆくは の夏目の行動を上手くフォローする田沼、そのフォローを素直に信じる西村も素敵。
    山神様とお付きの妖の関係もあたたかい。

  • ファンタジー系の話は、少しほっとする。このような話を交えながら進行する世界に引き込まれてしまう。素敵な作品と思います。

  • -

  • ニャンコ先生、夏目が小さく(若返り)なり、単独で頑張る。
    ウリ坊になる。
    「いつかの庭」のだるまの妖怪が健気で可愛い。

  • 早や20巻!
    1巻からの安定感、質は変わらず、安心して読めます。
    子どもに戻った夏目の話で、
    1巻の頃とダブって見える姿・・・あの頃はこんな感じ
    だったなぁと、今の夏目の成長ぶりが微笑ましく
    思ってしまいました。
    案山子の話の依島さん、これからも登場する予感。

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著者プロフィール

漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

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