夏目友人帳 21 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
4.20
  • (82)
  • (75)
  • (36)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 1401
感想 : 52
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592193715

作品紹介・あらすじ

森で小さな妖怪に会った夏目。親分妖怪の眠りを覚ます「石起こし」の役を任されているという。しかし、褒美の酒をめぐり妖怪達が起こし役の横取りを画策!そこにニャンコ先生も参戦していて…!?式の妖怪達に会う前の名取を描く特別編も収録。あやかし契約奇談第21巻!!
2016年10月刊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 再読?

  • 小さな怪「岩おこし」のお話。
    これ、2021年映画化されてます。
    (実は見に行ったw)
    岩鉄様を眠りから覚ますためのミツミのお役目。
    横取りされることも多い役を自ら志願。
    夏目と一緒に起こす事に成功する。

    ある蔦に覆われた古本屋。
    友達の北本は子供の頃に来たことがあるそうで…
    店主はおばあさん。北村の子供時代の思い出の場所。
    夏目は気配を感じる。
    北村は彼是本を開いて…
    夏目は落書きのような文字が書かれた紙を発見。
    出会った定員さんはカエダ。危険だから早く帰れと忠告。
    ニャンコ先生曰く「彼女は怪だ」という。
    古いもので、怪しの世と繋がっているのだろうと。
    呪詛の紙が挟まっている。悪鬼退治。
    カエダは悪鬼を封じ込めて、暫く本の中に居ることになる。
    少しだけ、北本の貸したミステリーをカエダは読んでくれたようだった。

    名を返したお礼にと怪は桜の灰を置いていく。
    何に使うか解らぬまま、田沼に貰った粘土でニャンコ先生を作る。
    そこに桜の灰は飛ばされてしまったが、ミニニャンコ先生が勝手に居なくなる。
    依代になってるミニ先生は、出てゆくが心配した夏目は後を追う。
    かなりのツワモノで、ニャンコ先生でも負けるほど。
    無事に辿り着け・・・

    最後のお話は特別編。
    名取の学生時代の話が描かれてます。
    うっかり怪の手を触ってしまって、憑かれてしまった。
    その気配を感じ話しかけてきたのは怪。
    自分を払ってくれと頼むが、それは出来ないと名取。
    的場静司が名取周一の家に訪ねてきて、右肩に付いたものを払おうといい出す。
    的場の式が喰ってくれて助かる名取。
    払ってはやれないが、色々と話を聞かせてくれと頼む名取。
    名を、瓜姫と呼びながら。


    相変わらず、不思議の国へ誘うのが上手だな・・・っと。
    最後の特別編は、ホントにlastの商談が上手く行ったのか分らない。
    が。名取の事だ、上手くやったんだろう。

  • ミニ先生がかわいかった!

  • 夏目の読み直し21巻。
    にゃんこ先生と夏目が分かれて眠る大妖を起こす競争をする「石起こし」、北本が関わった妖問題を解決する「頁の奥」、黒にゃんこ先生ならぬちびにゃんこ先生が活躍する「破片は愁う」、名取さんと的場さんの若かりし頃と、名取さんと瓜姫の出会いを描いた特別編「伸ばした手は」の4本だて。
    石起こしは、いつもコンビの夏目と先生が分かれて行動する中で、夏目が先生と一緒じゃない寂しさを感じるシーンがじりっとせつなくて好きです。石と花をつなげるの好きなんでしょうね。今回も出てきました。
    破片は愁うに出てきたちびにゃんこ先生、雪ウサギと同じパターンの、夏目が作ったものに妖が乗り移るという話。砕け散ってしまわずによかった。
    やっぱり夏目はあまりひどいことにならない安心感があっていいです。ほんわりと心に染み入るくらい、これがやっぱりいい。

  • 第82話●石起こし
    第83話●頁の奥
    第84話●破片は愁う
    特別編17 伸ばした手は

  • 読了

  • 新しい趣向に満ちた一巻。
    ニャンコ先生の心意気、妖の恋心とも言える気持ちなどなど、新鮮な話を楽しめた。

  • 2019/01/30購入・03/11読了。

    ミニニャンコ先生ほしい・・・。的場と名取が高校時代に知り合いだったのは意外。

  • -

  • もう21巻・・・でも、穏やかに語られる物語は変わらず。
    そこが良いのだと思う。夏目自身はだいぶ成長したけど。
    ゆるやかな心の成長だね。表情も柔らかくなりました。
    ほっとけない妖や友だちのために、つい奔走してしまう。
    それも以前より、積極的になってきました。
    ミツミやカエダに対する手助け、
    ミニ先生の傷ついた器を心配する様子・・・良い感じです。

    特別編の名取と的場の過去。これも良い。
    二人の今に至る行程がだんだんとわかってきました。

    あ~振り返り読みしそう・・・20冊かっ!

全52件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

緑川ゆきの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
羽海野 チカ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×