三日月とオレンジ 1 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (2013年5月2日発売)
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592193869

感想・レビュー・書評

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  • 美月は友達のいない内気な高校一年生。ある日、机に書いた独り言に返事が来て!?
    相手は同じ机を使う定時制の陽太。出会うはずのなかった二人が繋がり、美月は少しずつ自分の世界を広げていく。
    昼夜のスクールロマンス第一巻。

    机の落書きをきっかけに出会った美月と陽太のほのぼのとした恋模様が可愛らしい。
    美少女なのにボッチという残念な美月の成長物語でもある。最近こういう展開わりと多い気がするけど、普通に面白かった。
    昼夜が逆転してる二人の位置づけが良い感じ。陽太は夜間生徒なのにマジで太陽のようだ。
    「友達」が嬉しすぎてそれ以上を考えてない美月の天然ぷりに、振り回されて一喜一憂してる陽太が哀れ。
    宇野君はいい刺激になるかと思いきや、陽太がもんもんとさせられただけだったな、陽太頑張れ。

  • 美月は友達のいない内気な高校一年生。ある日、机に書いた独り言に返事が来て?!相手は同じ机を使う定時制の陽太。出会うはずの無かった二人が繋がり、美月は少しずつ自分の世界を広げていく。
    設定が面白いな~っと思って読んでいました。
    私自身が夜間高校の出なので、何だか懐かしい気もして...。
    この先宇野君と陽太の恋のバトルがあるのか楽しみな所。

  • 友達のいない優等生が、机の落書きで定時制の生徒と仲良くなる、というシチュエーションは、たまたま自分が通ってた学校に通信制があったので想像できるのが面白い。全日制のほうの生徒たちと、定時制の生徒たちの落差というかカベを、避けずに表現してるのもいいと思いました。
    ほんっとーに交流無いもんなので(せいぜい、日曜日の部活のときに、今日は通信のほう試験だから静かにしろーと言われたくらい)こういう交流があったら面白かったかもなーと。

著者プロフィール

漫画家。2004年に第29回白泉社アテナ新人大賞優秀新人賞を受賞。『トナリはなにを食う人ぞ』(白泉社)など。

「2018年 『ピアノ・カルテット(2) 初恋は運命のはじまり!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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