彼女になる日 (花とゆめCOMICS)

  • 466人登録
  • 3.72評価
    • (23)
    • (52)
    • (43)
    • (3)
    • (3)
  • 42レビュー
著者 : 小椋アカネ
  • 白泉社 (2013年7月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592193975

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

彼女になる日 (花とゆめCOMICS)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 人口の男女比調整のために「羽化」が起こるという世界で、突如男子高校生から女子高生になってしまった間宮と、彼の幼馴染の同級生三芳の関係の変化が爽やかに描かれていて引き込まれました。

    ファンタジーのベールがかかってるけど、所々でドキッとさせられるほどジェンダーものとしても深く考えさせられるものがありました。
    親友でライバルだった相手が女に変化したからといって、恋心を感じたり性的に意識するのはおかしなことなのか、逆に女になった相手に今までどおり変わらない友人関係を求めるのは本当に正しいことなのか…?三芳のとまどいを通して、読者も迷い悩んでしまうことに。

    三芳の困惑ぶりに思わず見落としがちな間宮の心情ですが、気丈に女としての自分を受け入れてるように見えて、実はとても傷ついたり不安になったりしていたんですよね…
    ずっと間宮のそばにいた三芳はすぐに気づいていて、男だから女だからというくくり抜きで間宮の事を大事に思ってる気持ちにぐっときました!
    ラストもよかったです。

  • 性別反転、容姿変態、どこぞの成年向け漫画か、とツッコミを入れたくなる設定だが、ところがどっこい、ガッツリ少女漫画である
    もちろん、そんな設定なのでヒロインは女性のそれとは違う、『エロス』をその肢体から発しているのだが、絵柄と精神面の変容や機微を前面に押し出している感が割かし強めなので、上記のようなツッコミはしないで済んだ
    ただ、小椋先生に関しては「チャ、チャレンジャーだなぁ」と読み初めで思った
    少女漫画の題材に、これを持ってきちゃうってのは、漫画家として相当な自信と覚悟、ちょっとの恐怖を持ってなきゃ挑めないだろう
    第一話で綺麗に纏まっているのだが、第二話からも面白さを乏しくさせず、三芳と間宮の気持ちの揺れを緻密に描き続け、最終話で、読み手に一話以上の満足感を与えて、見事に締め括っている
    新しい事に挑戦している、って意味でも面白く、衝撃を覚えられる少女漫画
    設定がコレだから薦める訳ではないが、女子よりは男子に読んで欲しい一冊である
    何と言うのか、『好き』って感情は理屈じゃないって力強く断言された気分になった、いや、なれた

  • 女嫌いな男子高校生と「羽化」して女性になってしまった元男子高校生のお話。ある意味BLなんだけれど、すっごく面白かった。他は何も変わらないのに、異性同士になっただけで感じてしまう感情。これは恋愛感情ではない友だち同士でなければいけないんだという葛藤。二人の葛藤がたまらなくて、とても美味しかった。少女漫画読みも腐女子もみんな読めばいいよ。

  • あ、合法的な(?)少女漫画的BLですね、ごちそうさまです(合掌)。

    冗談はさておき、小椋先生のスタイリッシュですっきりした線画が光る画面です。キャラクターたちの性格も立っていますね。わたしは間宮くんとお友達になりたいです。三芳くんは……からかいたいですね、みんなでからかいたい子だ。

    「羽化」という性転換現象を取り扱ったファンタジーなのですが、なかなか複雑な心模様を爽やかに、しかしきちんと悩むように展開していくので、読み応えがあります。難を言えば、ラストで紙が不足したのか(枚数指定とかあるんでしょうか?)急に終わる印象があります。それでも描き下ろしだし、内容が十分だし、腐っていない人も腐っている人も楽しめるすごい漫画です。

    ぜひご一読くださいませ♪

  • 作家買い。内容全く知らず∑(゚ω゚ノ)ノ今までファンタジー色強い作品が多かった作家さんで表紙もちょっと今までと雰囲気違うし…普通のラブコメではなくファンタジーだった(笑)しかも精神的BL?というのだろうか。それとも普通にBLなんだろうか。しかしホルモン作用があっても基本的な性格は変わらないんだろうか…

  • 微妙にファンタジー設定な、性転換モノ。親友→恋人の変遷がジレジレののちに、超純愛風味で大変に良かった。ワシ、基本性別の壁に拘らないジャンルの愛好家(腐の付くアレ)なので、落ちはどっちでも良かったですけど、やっぱり正統派も悪くないですな(笑)

  • 2013/08/09購入・08/24読了。

    蛹状態が衝撃的だった。葛藤が多く難しいなと思った。凄く共感した。

  • これはとてもいいBL、とてもいいヘタレ攻めでした。花ゆめなのにな。

  • 小椋さんのお話が好きで、大体の本は所有しています。
    今回も作家買いしましたが、中を読んだら設定が「プリンセス・プリンセス」な展開で、男が女性に「羽化(性別が変わる)」してしまうのに、なんだが特にさして気にしてる風な描写がないのが少し残念だなあ、と思いました。
    気軽に女性であることを受け入れてるのがそのキャラクターの個性であるのかもしれませんが、現実味が・・・いや、羽化してる時点で現実もクソもないんだけど・・・
    ストーリーよりもラストのマジ羽化がお腹よじれるぐらい笑いました・・・羽化ってそういうアレなの・・・?w

  •  男友達の性別が変わっちゃうはなし。すばらしいなこれは! 少女漫画の人が描いてるので、過度にエロくなく、でもギリギリエロい、いやもしかしたら形を変えたBLなのかも……という絶妙な背徳感で読める。最後ファンタジーな設定になっちゃうのはなぜ?

     一巻で綺麗に完結してるけど、シリーズでじっくり読みたかったかも。

     これをもっとエロくすると新堂エル作品になるのだろう。

全42件中 1 - 10件を表示

彼女になる日 (花とゆめCOMICS)に関連するまとめ

彼女になる日 (花とゆめCOMICS)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

彼女になる日 (花とゆめCOMICS)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

彼女になる日 (花とゆめCOMICS)を本棚に「積読」で登録しているひと

彼女になる日 (花とゆめCOMICS)の作品紹介

幼なじみの奴が、女になった!! 三芳と間宮はあらゆる事で競い合うライバルだったが、ある日突然、間宮は女の身体に。伸びた髪、曲線的な体を目の当たりにし、戸惑う三芳。女嫌いの三芳と、女になった間宮の関係は…!? 2013年7月刊。

彼女になる日 (花とゆめCOMICS)のKindle版

ツイートする