誠のくに (花とゆめCOMICSスペシャル)

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著者 : 菅野文
  • 白泉社 (2013年9月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784592194354

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誠のくに (花とゆめCOMICSスペシャル)の感想・レビュー・書評

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  • 花とゆめコミックスにしては厚い。対して、斉藤一と土方歳三を軸とする新選組と会津藩の有為転変を描くとなると、駆け足だなぁと思う。史実をきっちりおさえつつも、フィクション部分は説得力がある……たとえば、斉藤と土方の出会い、斉藤が土方の懐刀として非情の剣を振るうことになる経緯や動機、斉藤と中野竹子や高木時尾との接点、会津で土方と斉藤が異なる選択をする経緯、など。限られた中にも、近藤勇、沖田総司、原田左之助など新選組幹部や容保様始め会津藩の幹部たちも鮮やかに印象を残す。繊細な少女マンガのタッチで斬り合いや戦を説得力もって描くのは大変だと思うが、初めて旗本を斬り殺した場面から会津戦争の凄惨な各局面までも描き込んでいる。「この本を福島と幕末に生きた人達に捧げます」という献辞に感銘を受けました。

  • 菅野さんの新選組シリーズ第三段。斉藤さんのお話です。
    新選組も北上の時期になると内部でごちゃごちゃし始めて難しいなあと思っていたのですが、これを読んでなるほど…と勉強になりました。
    もう少し幕末あたり勉強しないと幕末好きとは名乗れないな…

    自分の誠を求めて生きる姿はカッコイイ。そして土方さんもイケメン。
    しかし、集団の心理は怖い。会津の人たちの心意気は感心する反面、自ら命を絶つ必要はないのに、って何かにとり憑かれるように命を懸けている姿が異常だと思った。
    幕末それ自体が異常な時期だったのかもしれないけれど、それがすごく伝わってくる。

  • 斎藤一を主人公として描かれる新撰組のお話です(*´∀`*)ただ真っ直ぐ誠を貫いた男達。アツイ!土方さんと斎藤さんの会津での別れのシーン…。仲たがいではなく、それぞれの道へと歩むための別れ。このシーンが好きです(ノω`*)斎藤さんが、心折れそうになる土方さんを奮い立たせるシーンも良かった(*´∀`*)菅野先生が描かれる土方さんの絵は、鬼の鋭さ・儚さ(近藤さんが居なくなってから)があってかなり切なくなるのでタオルのご準備を★2017.7.3.読了。

  • 新選組シリーズ第三段
    今回は斉藤ーがメイン。
    所々分かりにくいシーンも有るが、それを補う作者の新選組への強い思い入れを感じる。
    そして相変わらず土方さんが格好いい…その生き方で斉藤さん始め隊士たちに多大な影響を与えています。
    斉藤さんと土方さんの強い繋がり、斉藤さんと会津との繋がり、斉藤さんと侍としての生き方が描かれる。

  • 斎藤メイン。斎藤ー土方の関係性と絆に重点を。あと、斎藤さんと会津の関係。
    なぜ斎藤は会津に残り土方は北上したのか、についても納得できる描き方だった。
    2013年だから、題材を選ぶ時に「八重の桜」を意識した部分もあるのかな。
    大河もだけど、斎藤さんと時尾さんのカップル好き(*^_^*)
    個人的にも斎藤さんは「土方さんにとっての懐刀」というイメージが強かったからそういう描き方で嬉しかった。江戸以来の仲間にはさせたくない汚れ仕事も頼める存在。
    しかし、会津戦争のはいつ見ても辛いです…

  • 出だしのシーンから一気に引き込まれました。
    斉藤は冷徹と言うよりもどこか脆さもはらんだ、人情味のある印象で、土方との持ちつ持たれつな関係がとても魅力的でした。
    斗南藩時代の話も盛り込まれていましたが、この後半の斉藤が私は特に好きです。(そのそばで彼を見守っていた二人の女性もまた魅力的で……)
    北走は(野村が主人公の話は特に)少し青臭いと感じさせる部分もある清々しい作品でしたが、誠のくにはそれよりももっと温かで優しい気持ちにさせてもらえる作品だと思います。

  • 連載されている時から読んでいたが、全体的に解説的な部分が少なく、「斉藤さんがとにかくかっこいいけれど、これは会津と新選組の関係や会津での戦い、新選組の終焉を知らない人にはかなり分かりにくいだろうな」という印象は受けた。コミック化にあたって、目立った加筆修正は多くなかったのに何気なく、斉藤さんの気持ちがより分かりやすくなっている気がした。それにしてもすごいのは会津の人の底力。女性の強さがうまく描かれていた。謎の多い人、斉藤さん、本当にこう考えて生きていた気さえしてくる。

  • 菅野さんは本当に新選組が好きなんだなあ、と思える新選組シリーズ第三弾。北走新選組に引き続き、絵は綺麗、内容は史実に忠実で、新選組として生きた彼らの生きざまをこれでもかとまっすぐ書いているところは拍手もの。
    自分が福島出身というのもあって、会津が舞台なのも嬉しい。斉藤一の一生を追っていくストーリーなので、切なさや喪失感は拭えないけれど、彼らの真っ直ぐさにいつも心打たれる。武士とは、侍とは何であるのか。彼らは何を抱いて生きて死んでいったのか。今から200年も前に生きていた人々の気持ちがすぐ近くに感じられる、この感覚が好きで堪らない。歴史に魅力を感じられるのはこういうところなのかもしれない。
    賊軍として戦争が終わった後も葬ることが許されなかった彼らを想うと、胸が詰まる。新人で職場であったことにくよくよしている自分が小さく感じるくらい(笑)

    新選組や幕末が好きな人にとって、良い漫画。ただ、幕末について全く知らない人が読んだら置いてけぼりになってしまうところがあると思う。新選組が好きな人に勧めたい漫画。欲張りを言うと、巻数を増やしてじっくり書いてくれたら…と思わずにはいられない。凛々しい竹子さんが好き!

  • 以前人様から紹介されて買った北走新選組の続きが出てたので購入。

    漫画読みなれないのもあるんだけど、どれが誰なのか一瞬判別しがたかった。それと北走新選組と凍鉄の花を読んだのが暫く前なので、そちらに出ているキャラは名前の紹介すらろくに無くて誰だっけ?となることが多かった(沖田とか)。

    去年の大河ドラマの八重の桜とかぶる部分があるので、あれの事前知識で何とか読めた感じ。ちょっと詰め込みすぎで何が起きてるのかわからない部分も少しあったかも。
    西郷頼母がどうしようもないのはよくわかったw
    竹子さんがとにかく格好良かった。時尾さんも可愛かった。

    いっそのこと上下巻か上中下巻ぐらいにしてもらったほうが、もう少し細かい部分も説明入ってて読みやすいだろうなと。
    これは最初から新選組のことについてちゃんとわかってないと頭が混乱する。

  • 詰め過ぎてて濃い感じに…ちょっと感情移入しずらかった。
    でも相変わらず美しい。

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誠のくに (花とゆめCOMICSスペシャル)の作品紹介

激戦の会津で、命を燃やす斎藤一。一方、北に新天地を目指す土方歳三。2人の間に交わされた熱き想いとは!? 『北走新選組』『凍鉄の花』に続く新選組シリーズ第3弾!! 2013年9月刊。

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