嘘解きレトリック 2 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592196341

作品紹介・あらすじ

女給・リリーと恋人の貫二とのケンカに巻き込まれた左右馬と鹿乃子は、事件の鍵を求めかつて殺人があった幽霊屋敷に潜入…!? 2013年11月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 1巻が私好みだったので
    そのうち続きを買おうと思って、はや2年(笑)

    2巻では幽霊屋敷の秘密を暴いたり
    落とし物の持ち主を捜したり
    仕出しの数間違いの謎を解いたりと
    市井の事件におおわらわ。

    その過程で鹿乃子ちゃんは
    また自分のせいで人を不幸にするかもと
    思い悩んでしまうのです(T-T)
    でも、左右馬センセイにかかれば…。
    いいねぇ、ポジティブで粋だねぇ!

    昭和初期のレトロモダンな風俗も
    可愛くて素敵です。

  • 幽霊屋敷の話が面白かった。色んな伏線が綺麗に回収されていく感じがよい。次の鏡の話で、嘘が分かるからと犯人を決めつけてしまった鹿乃子。普通の人達が嘘か真実か分からないからこそ慎重に考える中、嘘を聞き分けられるからこそ見えないものがあると落ち込む。まぁ先生が励ましてくれて良かった。

  • 昭和初期+ミステリー!
    和服と洋服の入り混じりっぷりがいいですね★
    推理内容は簡単で私にもわかるものもあれば、まじか!と思う長編ものもあり、飽きなくていいです^^

  •  くら田のおかみさんが好き。
     端崎さんの、超絶真面目だけれどヘタレなところとかも…。
     利市さんも。

     好きキャラばっかだー。

  • ※感想は第9巻のレビューに。

  • 嘘を判定できる主人公が、探偵助手となって事件を解決していくお話し。2巻になってストーリーが流れ始めた。子供だまし的な漫画になるかと思っていたところ、「嘘」という概念が本質的に抱える矛盾とか、「嘘」という概念が実質的に機能する条件とか、「嘘」の記号論な解釈など、「嘘」についての深い洞察に基づいたストーリーが展開されていて驚いた(エピソード自体はかなり若い読者向けだけど)。この作者は、若い頃から「嘘」とは何かをずっと考えてきた人なんだろうな、と思う。

  • 嘘が分かるのは、騙されにくいということ。でも騙されないということではない。嘘が分かってしまうのは、人傷つけてしまうということ。でも人を救うこともできる。嘘が分かるのは単純に便利ではないことを教えてくれる、尊いお話だなと思います。

  • 【レンタル】3巻出てるの知ってるのに完結巻かと思った展開。面白いので続いてくれて嬉しい。かのちゃん可愛いし、イワイ先生ちゃらんぽらんなくせに格好いいし、馨さん楽しい。町の人たちもいい人でほわほわする。

  • 2巻目。思っていた以上に推理している、というのがまず思ったこと。鹿乃子ちゃんの『嘘を聞き分ける力』その力に頼って事件の謎を解くのかと思いきや、1巻に続き全くそんなことはなかった。もちろん、鹿乃子ちゃんの力も使われるのだけど、でも祝先生の力がとても大きいのです。
    祝先生のそばにいることが幸運で幸せだと思う度に見えてくる新しい思い。
    鹿乃子ちゃんは本当に優しい子だ。
    そんな鹿乃子ちゃんのそばにいる先生も、本当に優しい人だ。彼は、なんて優しい嘘をつくんでしょう。離れなきゃいけないと思っているのに、思わずひきとめてしまう鹿乃子ちゃんの想いがよく伝わります。
    2巻になってもやっぱり彼らの関係は良いですね!もっともっと、彼らの幸せそうな姿が読みたいです!

  • 2013/12/09購入・2014/03/09読了。

    感動した!探偵さん泣かせてくれるねぇ。嘘が分かることで嘘がわからないことに不安を持つ。嘘がわからない人間には分からない感覚。

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