嘘解きレトリック 3 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 361
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592196358

作品紹介・あらすじ

貧乏探偵・左右馬と助手の鹿乃子がついに夜逃げ!? 行きついた先は「人形が殺された」家──。「人形殺人事件」編、一挙掲載! 2014年5月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 万年貧乏な探偵・左右馬は夜逃げ同然に
    しばし助手の鹿乃子と田舎へ雲隠れ
    …しようと思っていたら
    列車内で偶然知人に声をかけられ
    家賃を肩代わりしてくれるというので
    その旅に同行することに。

    知人は怪奇雑誌の記者で
    ある屋敷で起きた殺人事件を取材するのだという。
    そこには両親に死なれた若い娘と使用人
    娘に瓜二つの人形が暮していて…。

    横溝的な何か(笑)
    大当たりですよ、この雰囲気。
    でも、ハッピーエンドだし。
    (大きくとらえればね〜)

  • 人形殺人事件。

    王道のミステリー。
    たくさん人が出てくるけど、ちゃんと描き分けてくれているので、誰だっけ?ということがほとんどない。
    よくトリックだけじゃなくて、キャラクターそれぞれの立場から心情がよく考えられていて面白かったです。

    誰からみて、どの状況で「正しい」と判断するのか。
    嘘が聞き分けられてもそれでなんでも解決しない展開なのが良い。

  •  今回は、1冊丸々「人形殺人事件」のお話です。
     トリックというか、謎解きというか、謎の真相は結構簡単でした。
     品子さん、かわいい…!

  • ※感想は第9巻のレビューに。

  • まるまる一冊出張?旅行編

  • 【レンタル】まるまる1冊1話だったので読み応えがあった。わかりやすく、切ないお話だった。でもラストではほんわり暖かくなる部分もあって、やっぱりこの雰囲気が素敵。

  • 「嘘が必ず見抜ける」という下手するとチートになりうる能力が、ストーリーの展開により返って謎を深める能力となっているところがいいです。
    今回の事件はかなり楽しめました。

  • 人形とお話が少しこわくて、品子がミステリアスですごく良かった。
    小説にしても楽しんで読めそうだと思う。

  • かなり内容は本格化している。
    人形殺人事件。人形が殺されたのか、人形に殺されたのか。相変わらず内容への引き込み方がうまいです。
    結末は、結構早い段階で予想はついたのですが、解き明かすまでのかのこちゃんと祝先生の掛け合いがこの漫画の魅力。ただ謎を解き明かすのではない。登場人物がみんな他人を思いあって動いている、そういう心の動きが読んでいて心温まりました。
    かのこちゃんのことをよーく考えている祝先生はやっぱ素敵。

  • 20140601
    ミステリーらしいお話でした。
    人形が人形に殺されて人形を殺した、なるほどー
    トリックというかなんというかの部分はだいたい思いつくものだけど、醍醐味はミステリ部分よりも、嘘を見抜く事はなんであるかと悩む鹿乃子とそれをサポートする形の左右馬先生にあるように思うので、謎とは関係なく楽しめた。いや、謎も楽しめたけど。
    品子さん的な人はわりと好き。
    今後も出てほしいなぁ。
    で、左右馬先生はまともに働いたらイヤミでしかない頭のキレ具合だろうなと思う。

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