星空のカラス 8 (花とゆめCOMICS)

  • 白泉社
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本棚登録 : 132
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592196884

作品紹介・あらすじ

ついに鷺坂に告白した和歌。決意新たに運命の葉月戦へ!そんな中、暗躍するしをりから、和歌に関するある重大な事実が告げられ…。気持ちと気持ちがぶつかりあう、心を震わす囲碁ストーリー堂々の最終巻!
2016年1月刊。

感想・レビュー・書評

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  • ヒカ碁以来の囲碁漫画。最初から最後までずっと面白かったです。全8巻であっという間に読めるのも良いのですが、最終巻が駆け足になってしまったのが残念でした…(多分作者さんが一番残念だと思うのですが…)。

  • 第48〜54(最終)話+描き下ろし「それからのカラス」収録。
    どう考えても1冊で足りないわ!葉月との区切りが付いてからの怒涛の展開よ、まるで打ち切り前の少年漫画やん。あれだけ煽っていたしをりの存在もね。いっそ囲碁漫画として突っ切ってくれた方が良かったのかなあ、でも恋愛要素も好きだったから複雑。今まで面白かったのに勿体無いという印象が残る。恋愛といえば飯塚さんと里津はもちろん、八日市くんと蘭子の方が発展してて笑う。主人公らが付き合う姿思い浮かばない、描き下ろし見てもそれまでと変わらなさそうだし。

  • やっと読めた
    溜めに溜めた甲斐があったなぁ。きっと、あと一日、本棚の肥やしにしてしまっていたら、感動で心のデトックスが叶わなかった
    文句なしの殿堂入りである
    たった一手で神の領域にすら到る囲碁を、こうも真っ直ぐに熱く描けるものなのか、人間が
    正直、ジャンルは決められない、鎬を削る頭脳戦のようでいて、胸焼けしそうなラブコメでもあり、また、ぶつかり、支え合う事で互いの成長を促す友情ストーリー、男も女も大人も子供もなく、ひたすらに人間の限界突破の可能性を突き詰めたドラマの一面も持つ
    こんな最高の作品を読ませてくれたモリエ先生に心底から感謝する一方で、またも、不安に駆られてしまう、この先生も自分の命を漫画を描く事で燃やしきってしまうタイプなんじゃないか、と
    モリエ先生まで夭逝したら、さすがに立ち直れなくなる気がする
    全力で描いて欲しいけど、寿命を才能に変換しないで欲しい、そんなジレンマを読み手に抱かせる少女漫画家、モリエサトシ、間違いなく、本物であり、上のステージに行ける漫画家だ
    どの回も手に汗握る事は必然だが、やはり、和香と総司が真っ向から衝突し、自分の全部を晒し、盤上で楽し気に語り合う最終話はレベルが違う。コミックを読んだ私ですら、こうもグワッと来たのだ、花とゆめで毎月、読んでいた人は第53話のラストで絶叫し、「え、どうなるの!?」と悶々を抱えながら次号を待っていたんだろうな
    この台詞を引用に選んだのは、これこそが『星空のカラス』だから、それだけだ

  • 終わってしまった…。後半急ぎ過ぎてるな、と思った。師匠と和歌の家のゴタゴタをもっと彫り込んで欲しかったなあ。少女漫画らしからぬ表情を見せてくれる和歌が好きでした。

  • 8巻にて完結。多少駆け足ながらも、戦いの熱と恋の熱を描き切っていて満足度は高い。これ以上続けると蛇足になる可能性が高く、ここで終わらせたのは良い判断。掲載誌が少年ジャンプだったら、プロになった後の話で延々と連載を続けさせられそうだけど笑。

  • 完結。
    ちょっと駆け足だったようですが、少女まんがとしても熱血囲碁まんがとしても良い終わり方だったと思いました。

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