花よりも花の如く 12 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592210023

感想・レビュー・書評

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  • やった!ケンちゃんがついに!
    続きを雑誌にするか、時間を待つか、悩むなぁ。

  • 今回から装丁が変わりました。
    花が艶やかで美しいです。
    巻末に、これまで出てきた能の演目が紹介されているので、本編自体は少し短めな印象。でも、ターニングポイントになる重要な巻でもありそうです。
    2001年はもう十年以上昔になってしまっていますが、アメリカ同時多発テロが発生。これを描くために『花よりも花の如く』は連載され続けていたような気がします。

    成田美名子の作品の人間関係は毎度毎度まだるっこしいと感じますが、12巻かけてケントがやっと自分の気持ちを認めて、告白。
    テロが契機ではないでしょうが、ケントが背中を押されたのも事実でしょう。この辺は震災婚が相次いだ3・11後にも似ています。
    ストーリーはなんだかそろそろ終わりに近そうな感じもしていますが、どうなんでしょうか。


    彩紀ちゃんも言っていますが、初期の頃と比べると、ケンちゃんが別人のように格好よくなっています。(西門さんのお兄ちゃんなんだから、もともと素材は良かったんですよねえ……地味な感じも良かったんだけど……)

  • 「ナチュラル」とここでリンクか! と思った。少し驚いたのは、もうぜんぜん別物としてみていたせいだけど、もう一度読み返したいわ<ナチュラルを。
    というか、この世界結構古・・・いえいえ、時間軸過去だったんだ。能の世界なのであまり時間軸を考えていませんでしたがそうだね、スマホの人はいない・・・。

    で、かっこよくなり可愛くなった主人公は、さらっと告白してしまったよ。そして続きはその先。
    うう、続きが気になりますね。
    別に恋愛が主体の話では全くないと思いますが、その感情も含めて成長物語のような。

    ニュートンのリンゴの品種を初めて知りました。
    「春日竜神」と「弱法師」で、がんばった感の強かった春日竜神より、弱法師派の人が多くて軽くがっかりする気持ち、わかるわぁ。

  • 201309/なんとも続き気になる終わり方!そしてNATURAL読み返したくなったなー。

  • 自分を違った角度から見る、というのはアレクサンドライトでもありましたね。
    作中の時間が9.11の頃だったのに驚きです。
    そしてケント君、そんな大事なことをなんてさらっと言っちゃうの...。

  • 外見もかっこよくなったけど、中身はそれ以上に成長したなぁと感慨深い。周りの人々の強さを見て、さらに成長していくケントを見守りたいです。

  • ケント、男だ よく言った!

  • 1年1冊で12巻め。現実の時間経過からすっかり遅れて劇中は2001年で、さらに内容のトレンディー感は90年代。そんな時代感も年1ペースにしてはあまりにも遅い展開も、能が主役ということでありな気になる。まあ、年1はしかたないとして、もう少し展開を早めてくれるといいんだけど。

  • 9/11水曜購入。読了。


    この巻にも本誌未購入部分があり、
    01年のこの日のツインタワーテロが
    話にあり…
    その日を思い出すとともに、
    偶然その日にこの話を読んで
    びっくりした。
    何かしてあげたいとか、
    せずにはいられない、
    いつ何が起こるか分からない…
    改めて感じさせられた。
    震災を経験しても
    日々に忙殺され、忘れがちだった何か…

    そして、憲人の告白。
    こういう流れだったんか、すごいな…
    感性で生きる人だなあ、
    出来るかな自分に…
    と思いつつ、この流れが自然で
    納得させられてしまった。
    憲ちゃんだからこれが自然だ、みたいな笑

    その後はちょっと読んでるので‥
    葉月さんはどう思っているんだろう‥

    早くくっついてしまえよ、と思いつつ
    それだとつまんないと思う気がする。

  • 大きい声を出すんじゃない。
    ただ大きく声を出してもいいの。

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著者プロフィール

成田 美名子(なりた みなこ、1960年3月5日 - )は、日本の漫画家。代表作は、『エイリアン通り(ストリート)』、『CIPHER(サイファ)』など。血液型はAB型。
青森県青森市出身。青森県立青森東高等学校出身。1977年、『花とゆめ』(白泉社)掲載の『一星(いっせい)へどうぞ』でデビュー。
登場人物の前向きな姿の描写へのこだわりで知られる。マンガ評論家ヤマダトモコは、成田作品の個性を「明るさへの意思」だと評した。

成田美名子の作品

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