コレットは死ぬことにした 2 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 499
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592213826

感想・レビュー・書評

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  • ハデス様、往診のかいあって肌綺麗になってよかった

  • どうやらこの巻から本格連載分に移行したらしい。それもあってか、一話もしくは前後編で話が完結する展開よりも次に繋がるような展開や設定などが目立つように思う

    コレットの先生の話は物悲しかったなぁ。天国行きの裁定を下されたのに自分は罪人だから相応しくないと嘆く。それを知ったコレットの「天国行きって言われても喜べないなんてその裁判には何の意味があるんですか」との台詞がとても重く響いてくる。コレットもハデスも自分の仕事に誇りと責任をもっているからこそ、言える台詞であり受け止められる台詞なんだろうな。だからこそコレットとハデスの奔走の果てに先生と奥さんのエピソードが明かされた時には涙腺がうるっと来たなぁ
    というかこの作品って毎回心に響くような台詞が多く登場するから油断ならない

    針子のエピソードもとても良かった。ガイコツに「針子はワタシの生きがいじゃ。150年仕事が無くても描くのをやめられん」なんて台詞を言わせる発想は本当に尊敬する

    ハデスのアレルギーがほぼ治まっている事もあってコレットが冥府に通い続ける理由が弱くなっている気がしないでもないが、コレットが少しずつハデスに惹かれているために押し掛け続けているということかな?

  • ワーカーホリック過ぎて井戸に飛び込んでしまった薬師コレット。
    落ちた冥府で冥王ハデス様の治療を任されてしまう。
    地上と冥府を行き来するコレットのもとには今日も色んな患者がやってくる!

    コレットの育ての親である薬師の先生が亡くなった。冥府に出入りするコレットだからこその関わり方でした。ハデス様に怒られやしないかヒヤヒヤしたけど、予想以上にハデス様はすでにコレットに甘いようだ。先生の話切ないながらもいい終わりで良かった。
    そして新キャラであるお針子ガイコツのハリー! もうすごい好き。一見すると他のガイコツ達と変わらないけど、なんかこの子だけすごいキャラがいいというか、可哀相でぶわっときた。150年とかそんな…ハデス様も悪気はなかっただけに色々切ない。笑顔のハリーにこっちまで嬉しくなる。
    さらに今回は神様勢も登場。ギリシャ神話好きにはウキウキする。ただデメテルさん元ネタ的にもっとギスギスしてるかと思ってたので、この世界では平和的な関係で安心した。コレットがヒロインだから省いたのかもな。
    そしてタマさん。いきなり最高神はないだろうから別の神様想像してたらマジでゼウスで笑った。おまけにすごく穏やかに解決してたいへんほっこりした。この話のハデス様マジでイケメンすぎる。

  • ハデス様、神話だと奥様が居られるような気がしますが。
    どうなんでしょうね。

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