コレットは死ぬことにした 6 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 424
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592213864

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  • 姉弟子に会うために里帰りすることになったコレット。一時的にでも村から出るわけだから、新しい出会いが増えると思いきや変わらず冥府での話もかなりあったりして、村の外の話が本格的に始まるのは次巻からかな

    村から少しの間、離れるだけなのに村人から大げさなほどの見送りを受けて、今居る村が新しい故郷になっていることに気付く流れ、また明日と言ったのにハデスに会いに行けなかったことを謝った時の流れ。流行り病によって全てを失ったコレットがいつの間にか手に入れた大切な繋がりを再確認するかのような暖かな展開はとても素晴らしかった
    その一方で失う繋がりが師匠との繋がり。アスポデロスに居る師匠が消える前の遺言家のようにハデスにコレットの思い出を話す描写は暖かみは有ってもどこか哀しみもある会話になっていた

    ただ、繋がりを手に入れた者はコレットだけじゃなくハデスも。コレットが来ないことを寂しく待つ夜やガイコツと共に摂る夕食などはコレットと出会わなければ決して知ることのなかった感情や光景だろうね

  • 旅立つコレットさん。出発前に散々騒いで大げさに見送る村の人たち。それはコレットがこの村で頑張って信頼を築いてきた証拠で、この村も故郷になってたという所がグッときた。
    コレットとハデス様の相変わらずのイチャイチャぶりも微笑ましい。
    冥府のみんなはもう家族みたいなあたたかさがあっていいな。ハリーは可愛いし。
    地上の方もポーラが健気な感じで可愛い。
    特に大きな事件はないけど、相変わらず心がほくほくした6巻でした。
    次巻は複雑な恋のお話かな?

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