パレス・メイヂ 7 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
4.31
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本棚登録 : 266
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592214571

感想・レビュー・書評

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  • 完結巻。とても綺麗にまとまっていて、最後にはちゃんとハッピーエンド。幸せな未来を想像させる良作でした。面白かった〜

  • 他の方のレビューにもあるとおり、時代考証がしっかりした丁寧な作品だと思います。

    私は明治大正の世界観が好きで手に取ったのですが、
    私のように、震災~戦争に向かう激動の時代に翻弄される人々、
    成金や軍人、没落華族の生々しいドラマを期待している方には不向きかと。。。

    悪者がいない、やんごとなき皇室の情緒を楽しむための作品です。


    7巻であっけなく終わってしまいましたが、
    結局、今上帝退位後の婚姻については禁止されたままだし、
    陛下は海外デビュー未遂のまま・・・
    メイン二人の関係も、陛下と寵愛を受けている従者のままなので終始モヤモヤ・・・

    なにより二人がいいこちゃんすぎて物足りない!!

    鹿王院宮を主人公にしたほうが刺激的だったかも?(笑)と思いましたが、
    そもそも、ドロドロの身分差時代ドラマを求める層は、はなからターゲットにしていないんですよね。
    場違いですみませんwお邪魔しました!

  • 主従(女主人と男従者)の秘められた恋を描いた名作が完結。体中がむず痒くなるような甘々な結末で大変よろしゅうございました。

  • 良い終わり方でした!
    また最初から読み直そう(^^♪

  • これまでの物語の進行が山あり谷あり、とてもとても良かったので、『モヤッとラストは許さんで~』と心で構えながら読みましたが、ラスト良かった!決定的に明白に、ではないけれど、この二人にも取り巻く人々にも揺るぎないものを感じてスゴクイイ。御園の手紙の書き出しには、1巻を振り返りたくなったよ。

  • 大団円。
    この話で興味を持って、明治時代の本をいくつか読んでみたけど、事実を虚構にうまく落とし込んでるところがすごいと思った。
    最終話まではもう少しエピソードを盛ってくれるとよかったのにな、というのはちょっと贅沢言ってるかも。

  • 納得のいくハッピーエンドでした。皇族の行事とかも知れてとても興味深い漫画で、最後までそのスタンスのままでいてくれたのも嬉しかった。続編あれば!読みます!

  •  完結してしまった。
     最終巻なので、基本構造の解説は割愛。
     しっかり完結。
     少女漫画のラストはこうでなくちゃ。

     主人公のひたすらな成長。
     すべてそこに帰結する気がする。

     帯によると新連載もスタートしているようで、少女漫画雑誌は買う予定はないので、単行本を楽しみに待つ。

  • 完結巻。続きが読めなくなるのはさみしい。宮様はやっぱり悪い方ではなく、情熱的なお方だった。思い通りにならない人を好き過ぎでしょう。帝と御園はじれったくもありながらも想いを育てており、餞別のくだりがもう!もう! 御園の手記読んでみたいな。東宮殿下と真珠様のやりとりもほっこり。

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著者プロフィール

愛知県出身。
2000年、「月刊ウィングス」(新書館)の『NO GIRL,NO LIFE!』でデビュー。書店でのアルバイト経験をもとにしたエッセイ漫画『暴れん坊本屋さん』(新書館)で注目を集める。代表作に、近代日本文学を題材にした『よちよち文藝部』(文藝春秋)。ストーリー漫画では、若き女帝と侍従の少年の恋を描いた『パレス・メイヂ』(白泉社)がある。

「2022年 『ひらばのひと(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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