- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592215929
作品紹介・あらすじ
晴れてつき合いだしたまいと西野さん!だけど、壁の薄い隣室から聞こえてくるのは、相変わらずウブすぎる西野さんの声…。一緒の時間も少なく、いまいち関係が進まない2人。ある日、大雨のため西野さんの家に行くことになったまいは、そこで西野さんの妹と遭遇して!?新キャラ登場で盛り上がる、壁ごしつつ抜けLOVE、第2巻!
2016年6月刊。
感想・レビュー・書評
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いやー、これは面白い
兄の親友・・・・・・一応、西野さんは雪紘さんの親友ポジションでいいはず、と恋人って、ありえそうな設定が、よりラブコメ感を強めてくれている
現実感がありすぎるだけに、読み手の共感を程好く得るのは、何気に難しいとは思うが、赤瓦先生、設定とストーリーの手綱はしっかり取れている
この『兄友』は、あくまで、ヒロインのまいと西野さんの恋の進展がメインであるんだが、正直、この(2)は確実に、主役の二人を雪紘さんの天然傲慢暴君っぷりが喰っちゃってる
西野さんの妹、アキちゃんが登場し、なおかつ、完全に躾けられているので、余計にインパクトがデカくなっちゃっている
ホント、雪紘さんと友人を続けられている西野さんの度量のデカさに感服する
実際、雪紘さんのアキちゃんへの評価は駄犬でしかなく、恋愛感情はない、と思う。ただ、それに代わって独占欲が強烈に存在していそうなので、アキちゃんに告白しようとする男子が登場したら、手段を択ばずに排除しそうだ
このまま、俺様キャラを貫いてほしいもんだが、ちょっとカッコわるいトコも見たいな、と思ってしまうのはファンゆえに、だ
また、この『兄友』は女同士の友情も蔑ろにされていない
男性諸君は、何故、自分は恋愛よりも友情を優先すると不満を言われるのに、女性は友情に重きを置くのか、と苛立ちを覚えるかも知れないが、その自己優先さこそが女子らしさ。文句を言っても、女子は何故、相手が怒っているのか、も理解できないし、考えるつもりが微塵もないので、そういうものなんだ、と“諦めた”方が利口で、仲を円滑のままで進めるコツだ
どの回も読み手のツボを的確に突いてくるが、個人的に推しなのは、やはり、雪紘さんのハードな性格が色濃く、微笑に出ている第8話だ。最悪の人間に弱味を掴まれると青春から薔薇色は消え失せるってのが、アキちゃんの醜態からよく分かる。もう、腹を括って、アキちゃんは犬として、雪紘さんにとことん可愛がってもらうしかない。逆に考えるんだ、首輪を付ける事で自分を危険から遠ざけてくれている、と・・・・・・うん、無理かw
この台詞を引用に選んだのは、グサッと来たので。私もどちらかっつーと、自分の我儘が相手に迷惑をかけちゃうんじゃないかな、と考えすぎて動けなくなっちゃうタイプだったから、余計にダメージが来た。迷惑をかけたくない、ってのは自分を守りたいだけで、相手の事をちゃんと信用していないのかもなぁ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お風呂上がりのまいを見て赤面する西野さんが相変わらず。
西野さんの妹・秋が登場。
異文化交流な年子の妹達はあの空気の中どうなるかと思ったけど、まさかあれをきっかけに話が弾むとは。戸惑いながらなんとかしようとする秋の様子を、自分の経験を思い出しながら心の中で実況するまいに笑った。
電話を頑張ると言ったまいに「頑張るのかぁ」と苦笑する西野さん可愛い。
兄と秋の仲を勘繰ったまいだけど、色っぽい関係じゃなくて笑えた。年越しのシーンは甘くて良かった。
りんごの不機嫌の理由はそっちだったか。価値観が同じ彼氏で良かったね。 -
あまり展開のなかった2巻。キャラが増えたりしたんだけど、なんか次の巻を読みたくなる起爆剤みたいなものがなかった。次に期待。
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りんごちゃんの誕生会の話好きだな。
私も先約優先するわ笑
クワガタには笑った! -
新たなメインキャラも増えて、兄貴のキャラがより一層際立った感じがする。ああいうタイプには従順でへたれてるキャラがよく合いますね。
恋愛の方も、どちらもピュアで純粋なんだけど、女の子の方が積極的というところが良い。がっついてるわけじゃなく、勇気を出して…!な感じが可愛らしくて良いです。 -
"「またやっちまったなァ…ノルマが増えるな アキ
校長室の花瓶 調理室の皿 教頭の車 音楽室の楽器もろもろ…
全部反省文で済んでるのは誰のおかげだ?」
「先輩ありがとうございます……ッ」
「よしよし」"
お兄さんすごく楽しそう……。
りんごちゃんの話可愛かった。 -
西野妹が当時して、まいの兄が生き生きしてる(笑)主役カップルを食いそうな濃さの脇役ww
ウブすぎる2人はイベントを色々と経験しながらも仲を深めていく内容。年越しとバレンタイン。まいと西野は価値観が同じで良かったよね(笑)年越しの話はキュンキュンした。新キャラも登場したけど次の巻ではどうなるやら。やっぱお互いが遠慮しあったり、ケンカしたり、仲直りしたりするんだろう(笑)あ!デートネタとかいいんじゃない?ww -
西野秋が登場したことで雪紘が増々絶好調に…!友人の妹を犬扱いとか流石としか言いようが無いです
てか犬DVDを見てる時の笑い方が王者の笑い方だよ!
対面したばかりの時は会話が全く続かなかったのに、クワガタを契機に会話が滑るようになるとは不思議な二人だなぁ。少女漫画としてこれってアリなの?まいが雪紘の妹ということが知られるとまた距離感が出来てしまったのが残念だったけど
りんごの誕生日話については作品の主題からはずれているような気がするけれど、まいとりんごの関係性や価値観を表現するにはいい話だったかも。まいは他人に対して誠実だからこそ、彼氏ができたらそれ優先というわけではなくて友人と彼氏が等価値なんだろうね。そして西野も同じ価値観を持っていたのはラッキーというかやはり波長が合っていたというか -
脇役がとても素敵。
二人の恋愛話だけじゃないから面白い。
主人公カップルが食われるほどの脇役の勢い。 -
【別置/請求記号】 726.1/ア/2
【資料ID】 1001012706