兄友 4 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 240
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592215943

作品紹介・あらすじ

西野家で停電中、怪我をしてしまったまい!加賀を気にするあまり、まいを真っ直ぐ見れなくなっていた西野さん…。でも、そこで本心を話せて…!?そして、嵐から一夜明けて帰宅したまいを待ちうけていた、両親の多大なる誤解とは!?二人がつき合う前の番外編も収録!兄・雪紘の過去が垣間みえる壁ごし&つつ抜けLOVE、第4巻!
2017年1月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 積極的になった西野くんに会える巻。
    そして、後半は兄貴巻でしたね。
    ご両親の勘違いっぷりには笑いました。
    でもまぁ、言われてみると確かに、、、なのがまた。笑

  • たった一言で表すのであれば、この(4)、兄・雪紘のターン
    この『兄友』、大ジャンルは少女漫画で、小ジャンルはラブコメだ
    事実、この(4)でも、まいと西野さんの恋仲は、ちょっとした大問題を乗り越えた事で深まっているので、恋愛漫画って括りに入れても、何ら問題はない
    それを踏まえた上で言いたい、この(4)は雪紘の独壇場だった、と
    基本、甘酸っぱいキュンキュンを補給したくて、私は少女漫画を読む
    時に大笑いさせられる事もあるが、何だかんだで、ラブコメを堪能し、ニマニマさせてもらえる
    ただ、この『兄友』(4)を読み終わった際、私の口はあんぐりと開いたままだった
    雪紘が帝王気質なのは、とっくに存じ上げていた訳だが、昔から、こうもブレてないとは思ってもいなかった。しかし、納得っつーか、自然と受け入れられる現実ではある。三つ子の魂百まで、って言い方が正鵠を射ているかは微妙にしろ、雪紘はとことん俺様で、自分の目的の為だけに全力を尽くし、手段を選ばない。支配者、そんな表現がこうもしっくり来るキャラが、少女漫画に登場しちゃっていいのか、と思うほどだが、生徒のほとんどが彼のカリスマ性に心酔し、崇めているのだから、何も言えない
    それだけに、雪紘にイイおもちゃ扱いされている秋が憐れでしょうがない。血反吐吐くほどの経験は人を成長させるにしろ、この若さで味わうのはなぁ。いくら、彼女本人のドジ、コミュ症、反省しないってトコに全幅の非はあるにしても、やっぱ、可哀想だ・・・・・・しかし、この上下関係があってこその『兄友』ってのも事実で、これが無くなると、面白さがガタ落ちだろう
    申し訳ないが、秋ちゃんにはしばらく、雪紘のお気に入りでいてもらうしかないな。もし、この現状を脱したいってんなら、彼女自身が最も苦手とし、敬遠している「努力」と「自省」に本腰を入れるしかないだろう
    それはさておき、次巻では、果たして、まいと西野さんは恋人として関係が進展するんだろうか。セックスだけが恋人らしい行動じゃないにしろ、西野さんは、男として、もうちょい、ガツガツ行った方がいいんじゃないかねぇ
    ライバル・加賀は腹を括って、まいの事を狙いに来てるんだから。実際、加賀は嫌いじゃないけど、まいの彼氏としてお似合いなのは西野さんの方だって、応援してるんすから、頑張ってください
    まぁ、家族公認になったからこそ、踏み切れないってのはあるからなぁ。二人のペースで、互いの価値観を尊重して、一つずつクリアしていけばいいか
    この台詞を引用に選んだのは、とことん、インパクト重視。世の中にゃ、怒らせちゃいけない男はいるなぁ、と他人事ながらに戦慄した。しかし、西野さんを無自覚で振り回しているまいも、この指示に動こうとするあたりに、この兄にして妹ありだな、と思ってしまった

  • わさびの使い方とすごい両親。

  • 甘々展開からの落とし方が、さすが兄友(笑)
    七瀬家のお父さんが面白過ぎました。
    まいの「お兄」呼びは、小さい頃からだったんですね〜
    兄貴の外道っぷりも冴え渡っていました。

  • "「委員会一緒になりました」
    「ふざけんな」
    「保険委員意外とやること多くて…すごく嬉しいです」
    「煽るなよ いい加減拳が出るぞ…」"

    少女漫画とは思えない暗い瞳をした少年がみれてとてもよかった(真顔)
    お兄はいいキャラしてるなぁ。

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著者プロフィール

漫画家。2011年、『ザ花とゆめ』(白泉社)にて「恩返しUMAうにょくらげ」でデビュー。著作に、実写映画化・実写ドラマ化した『兄友』(白泉社)や、『ラブ・ミー・ぽんぽこ!』(白泉社)などがある。
Twitter @modomutu

「2023年 『神さま学校の落ちこぼれ 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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