兄友 5 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 242
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592215950

作品紹介・あらすじ

まいの親戚のお寺が参加する、B級グルメフェスの手伝いをすることになったまい、雪紘、西野さん。雪紘&西野さんのイケメンパワーで売り上げ好調♪しかしその最中、思わぬ珍客…。西野さんのお父さんと知らないまま、まいが遭遇…!そこへ加賀も合流し…!?混迷&混乱の壁ごし&つつ抜けLOVE第5巻!
2017年4月刊。

感想・レビュー・書評

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    実写映画化万歳!!
    おめでとうございます、赤瓦先生!!
    嬉しいけど、驚く事じゃない、この『兄友』のファンにとっちゃ
    こんだけ、漫画読みをキュンキュンさせる恋愛漫画が実写化しないなんて、性質の悪い冗談にも程がありすぎる
    驚いたって意味なら、主演が横浜流星さんってことくらいだな
    まさか、『烈車戦隊トッキュウジャー』でトッキュウ4号ことヒカリを熱演してくださった、横浜流星さんが映画初主演で、西野壮太役に大抜擢されるとは
    実写化するだろう、って確信があったからこそ、このキャスティングには、ただただ、吃驚
    いや、横浜さんの演技力に不安がある訳じゃない。むしろ、期待しかない
    西野さんの、好きな人の前ではヘタレてしまい、恋人らしい過程を経る度に真っ赤になる、でも、決めるべき時はビシッと決める、そんなカッコいいとこを横浜さんなら、しっかり演じてくれるに違いない、と断言できる
    未だ、まいや雪紘のキャストは発表されてないっぽいが、『兄友』への愛が深い方に演じてもらいたいってのが、ファンとしての小さな願いだ
    よし、ちょい、前置きが長くなったが、本編の感想を
    ざっくりまとめると、カオスが渦巻いている。どこがどう、とは言えないんだが、少女漫画の展開として、これはアリなのか、と唸った
    自分でも、不穏当な表現だな、とは思うが、ファンなら「あぁ、うん、まぁ、確かに、それっぽい」と言ってくれそう
    この(5)自体もカオスなのだが、この起きた渦巻きが、今後、より更なる厄介事を連れてきそうで不安
    でも、そういうトラブルが、カップルの絆を強めるのは、お約束。まいと西野さんにゃ悪いが、健闘してほしい
    改まって言う事でもないけど、この『兄友』の良さは、ストーリーに宿るリアリティだよな
    西野さん、雪紘、加賀くんレベルのイケメンは現実にはいないけど、まいと西野さんみたいなカップルは少なくない、と思う
    悩み、苦しみ、迷いながらも、相手の事を信じて、自分たちのペースで、お互いの気持ちをしっかり打ち明けながら、前に進んでいく、そういう恋人たちは、きっといる
    また一つ、恋人だからこそ持ち上がった問題を、独りよがりにならず、最終的には二人で向き合い、解決したまいと西野さん
    果たして、今度は、どんなトラブルにぶち当たるのやら、でも、二人なら何とかしちゃうだろ、そんな楽観的な期待を膨らませ、次巻を待つ
    できりゃ、次巻では、雪紘メインの話を読みたいなあ、と思っちゃいる
    雪紘に色恋問題が生じるとは思えないので、帝王っぷりが大いに発揮される、スカッとする系の話が良い
    秋ちゃんに関して、言う事は特にない。下手に口を開いたら、彼女の想像力に懸ける浅はかな行動と、学習能力の無さに対し、どギツい罵倒しか出てこない気がするので、ここはキュッと、真一文字に引き結んでおこう、唇を
    どの回も、まいと西野さんの恋心の揺れ方に、こっちの頬が熱くなってしまう。その中で、私が推すのは第29話だ。二人が障子一枚を経て寝るって状況にもグッと来るが、自分は重くないだろうか、と悩んでいたまいの出した勇気を、ドンと受け止めた西野さんの漢のデカさには、トキめく。しかも、まいの大胆な行動にゃ、こっちの頭が破裂しそう。やっぱ、少女漫画っていいなぁ
    この台詞を引用に選んだのは、言い方は失礼かも知れないが、年の功だなあ、と感じたので。人生の先輩のアドバイスってのは、素直に聞いておくべきだ、と思う。その一方で、大人に若い人間が、前に踏み出す度胸を与える事もある。多くの人の意見を聞くのは良い。でも、それを自分の答えにしちゃダメ。自分は自分、人は人。自分の考えを押しつけちゃいけない。自分の考えを尊重してほしいなら、相手の考え方を頭ごなしに否定しちゃダメってコト。人間は、人からの意見をパーツにして、自分の個性をより良い形に仕上げていけるんだから

  • まいの勘違いさすがに無理感じるw思い込み激しいなぁ

  • 相変わらず、顔が良い兄貴…(兄推しです
    今回も新しいキャラがでましたね。
    そして、まさか七瀬家と西野家に関係が…。
    いつ誤解が解けるのかも楽しみです。

  • "「おい まい もうちょっと可愛く頼んでみろよ」
    『かっ 可愛く…!?七瀬さんが可愛く…』
    「気持ち悪いこと言ってないで普通に協力してよ…」
    「まあ俺も見たくはない」
    『俺は見たかったし心から残念に思ったと共に
    俺が雪紘にからかわれていただけと分かった』"[p.167]

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著者プロフィール

漫画家。2011年、『ザ花とゆめ』(白泉社)にて「恩返しUMAうにょくらげ」でデビュー。著作に、実写映画化・実写ドラマ化した『兄友』(白泉社)や、『ラブ・ミー・ぽんぽこ!』(白泉社)などがある。
Twitter @modomutu

「2023年 『神さま学校の落ちこぼれ 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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