- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592215974
作品紹介・あらすじ
まいたちの高校で 学園祭の準備がスタート!! くじで学祭実行委員になってしまったまい。屋台なし・仮装なし・ライブなしの地味〜な学園祭だったのだが、今年から急きょ『派手』にしなくちゃいけなくなって…!? 新キャラ(リッチな後輩)登場、雪紘に恋する小学生(!)登場、まいが合コンに参加!?? な壁ごし&つつ抜けLOVE、第7巻!!
2018年1月刊。
感想・レビュー・書評
-
"「何が不満だ言えオラ
十中八九まいのことだろうがな」
『西野さんだって何でもかんでも私じゃないよ!』
「確かに七瀬さんのことではあるけど…」
『私だった』
「その…出かける前 お前 七瀬さんに学祭のこと頼まれてただろ…」
「それがどうした」
「死ぬほど羨ましい」"[p.106]
今回は恋愛というより学校の日常。新キャラの子が可愛い。
枠外のQ&Aコーナーでめっちゃ笑った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新キャラ登場&学祭の話
新キャラのたまちゃんは表紙から受ける印象と実際に内容を読んで受ける印象が随分違ったなぁ。表紙の時点では下手すれば小学生か?なんて思ったものだけど
例年地味なことしかしていなかった学祭準備では急遽出し物が増えたり予算が減ったりとちょっとした騒動が幾つか
これだけを取れば少女漫画らしからぬ展開ではあるんだけど、これまで人を頼るということをあまりして来なかったまいが不慣れな学祭運営任務を通して壮太に頼ることを覚えるための工程の一つだったと捉えればいくらか楽しめるかな
たまちゃんはまだまだ本領発揮してない印象。そもそも登場エピソードの学祭編が本人としてはいくらか引け目のある内容だったために殆どの局面で一歩引いたような立場になってしまったのが要因かな。
初登場時に自販機にカード使おうとしたり、クラスメートから集金しようとした際の金額が高校生がおいそれと出せるものではなかったりと金持ちエピソードが幾つか有ったものだから、予算削減の話が出た時に「じゃあ私が払う」みたいな事を言い出しやしないかとヒヤヒヤしてしまったよ。……そんな調子で読んでいたから、後のシーンで紙袋から手製の飾りを取り出す場面を読んだ時は自分の心って汚れてるなぁと反省したが
加賀とクラスメートという立ち位置からもしかして……と予想してしまう。彼女の今後の役割はどのようなものになっていくんだろう?
それにしても改めて思い知ったけど雪絋ってホント完璧超人だわ……。性格に似合わず妙に人の手伝いをしている描写が多いなと疑問に思っていたけどきちんと理由がったのか……。ここまで来ると執拗に秋をいじり続けるのも何か理由があるのでは?と勘ぐってしまう -
うーん、可愛い!
新キャラ登場の学園祭話。なんでも自分で解決しちゃおうとするまいが壮太に学んで人に頼ることも学んでいく、っていうテーマがありつつ、なんかもうその二人の話だけじゃない高校生のワチャワチャした感じがとても可愛かったです。 -
この感想をアップしている頃には、もう、ドラマと映画もスタートしているのだろうか
横浜流星さん、松風理咲さん、演技力に定評のあるお二人なら、きっと、『兄友』の魅力と、壮太とまいのイチャつきを見事に魅せてくれるだろう、と期待している
その勢いのままで、アニメ化も決定してくれたら、実に嬉しい
特に、この(7)はアニメで見たい、と思った
メインは壮太とまいの恋物語だが、その良さを支えているのは、アオハル感炸裂の学園ドラマ
学園がメインの漫画に欠かせないイベントの一つが、文化祭
ある意味、地味さが売りだった、まい達の高校の文化祭
なのに、今年から、いきなり、他校に負けない派手なイベントにしろ、と無茶なお達しが出てしまったから、さぁ、大変
盛り上がりたい気持ちはあるけれど、どうやったら、盛り上げられるか、そのアイデアも、技術もない実行委員会は途方に暮れる
けれど、動き出さなきゃ、事態は好転しない
人間、自分が頑張るしかないってのは確かだけど、それは、誰かに頼っちゃいけないって意味じゃない、決して
キツくて、自分でどうにもならなかったら、助けを求めたっていいのだ
助けて、その一言も素直に言えない人は、誰かを助ける事も出来ないのだよ
彼氏かつ学生の先輩としても、壮太に助けてもらい、自分の無力さを噛み締め、反省した上で、改めて、壮太に惚れ直したまい
自分の至らぬ点に気付いた事で、彼女の可愛さは更に高まったな、と感じた読み手は多いだろう
また、この(7)では、新キャラ・珠枝未希が登場している
ちみっこくて、お金持ちの令嬢ゆえに一般常識に明るくない、少しばかり卑屈な面はあるにしろ、まい達と交流する中で、ちょっとずつ強くなっていく素直さがある、実にキャラが強い
次巻で、どんな活躍を見せてくれるか、楽しみだ
まいと壮太の仲も進展してほしいが、未希ちゃんメインのラヴい話も読んでみたい
自分一人じゃ何も出来ない、って落ち込みやすい彼女の場合、孤高の天才って雰囲気を醸しつつも、ぼっちの状況に追い込まれていない、天然毒舌系の芸術家男子と相性が良さそう
衝突し合っている内に、相手の良さに気付いて惹かれていくってパターンより、最初から一発で恋に落ちて、彼に振り向いてもらう為に強くなる努力をするパターンの方が萌えるかな
まぁ、妄想はさておき、この(7)でも、雪紘と秋の関係は相変わらず
逆に、これがなきゃ物足りないよな、と思えてくるな、秋のダメっぷり
雪紘に虐げられるのが嫌なら、つまらない失敗をしないように気をつければいいだけなのに、その程度も出来ず、凡ミスを繰り返せる秋、もう、確実に駄犬キャラから抜け出せない
果たして、次巻で、秋がどんなお仕置きを雪紘から受けるのか、楽しみにしておこう
その一方で、雪紘のハートも、天使の銃弾に撃ち抜かれないかな、と可能性の低い期待も持ってしまう
面倒臭くはないが、鉄壁っぷりでは、雪紘も負けてないからなぁ
だからこそ、一瞬の隙を突かれて、出血したら、雪紘は本気で相手を大事にしそうだ、とも思う
どの回も良かったが、キュンキュンっつーより、スカッとしたのでお勧めしたいのは、第41話である。小悪党は栄えず、罰は下される、必ず。しかし、コイツの良からぬ企みがあったからこそ、皆の絆が強まったのも事実。まぁ、だからと言って、許す気にもならんけども
この台詞を引用に選んだのは、まいが惚れている男だけあるな、と壮太の格好良さを再確認できるので。気の持ちようと言うべきなのか、ちょっと視点さえ変えられれば、悩みは晴れる。この純粋さ、まいが愛しく感じるのも当然だ
問題があるとしたら、運っつーか、間の悪さだろうな。こればっかりは、自力でどうにかならないよなぁ・・・二人が結ばれるまで、どんだけの邪魔が偶然、入るのか、容易に想像できる -
1巻で両思いになってしまったので引っ張るのが大変そうですが、お約束の学園祭編。兄友のノリでやると、こんな愉快なことになるのか〜
新キャラ2人とも可愛かった!