新装版 秘密 THE TOP SECRET 7 (花とゆめCOMICS)

著者 : 清水玲子

• 白泉社 (2016年3月4日発売)

作品紹介・あらすじ

収録:case.10 外務大臣長女・千堂咲誘拐事件 千堂外務大臣の愛娘・咲が誘拐された。咲は中東「エルスエコ」へ帰還する貨物船に拉致・監禁された模様。捜査にあたる第九に、千堂外務大臣が放った意外な言葉とは…。シリーズ中、屈指の大作巨編!! 2016年8月実写映画化!
2016年3月刊。

感想・レビュー・書評

[あすみさんの感想 · 2020年10月28日]

この大臣、人間として最悪じゃんって言いたいけど多分これが普通の人間。血を分けた子を何としてでも救出したい、その一心。でもそれはこの大臣に限ったことではない。彼がかつて見捨てた命にもまた救出してくれと願う人たちがいた。コンテナに監禁されたのが咲ではないと知った後の切り替えがえげつない。そして救助後、咲が自分の子ではないと知った時の切り替えもえぐい。裏切られた！って嘆いているけど、おたくも他所で子供作ってるじゃないですか。真相をマスコミが知ったらどうなるのかめちゃくちゃ気になるな。

[とめこさんの感想 · 2017年1月9日]

政治の問題とか、家族の問題とか、色々あるけども最後の薪さんにスッとしました。よし薪いけ、いつもの攻撃力を向けたれ！！と思いました。救いがないけども。
BL(これは「風味」だけど)ものって、何故女性が邪魔者的存在になっていくのだろう。なんというか、馬鹿に描かれちゃうというか…それが引っかかって読むのしんどい。
薪さんが限りなく女性的だからなあ…。こんな仕事で辛い過去もまだまだあるみたいだし、精神的な依存は同性(異性の方がもちろん発生しやすいと思うけど)同士でもあるだろう、けども、薪さんの非現実的キャラといい狙ってるやおい感が濃くなってきて、いらないよ！これいらない！

[あさみちゃんさんの感想 · 2016年7月5日]

凝った内容だなあ。大臣の行動はちょっとあり得ないかなあ。ラストに至る展開は意外で驚かされました。

[emyさんの感想 · 2016年6月26日]

TSUTAYAで、レンタル。外務大臣長所・千堂咲誘拐事件。

[lovemusic718さんの感想 · 2016年3月6日]

外務省大臣の娘誘拐事件編。
とても面白かったけれど、後味が悪すぎる…！
青木の行動が予想外でびっくりしたけど、無事に助かってよかった。
自分の娘しか助けない大臣はひどいけれど事実をつきつけられてこれからもきっと苦しむ…。
とても考えさせられる内容だった。

著者プロフィール

十文字学園女子大学名誉教授。桐朋学園大学（ピアノ専攻）卒業後、ＮＨＫラジオ幼児番組「ピッポピッポボンボン」、教育テレビ「ふえは歌う」などにピアノのお姉さんとしてレギュラー出演。現在は後進の指導をはじめ、朗読ミュージカルのピアノ演奏、雑誌等での音楽あそびやリズムダンスなどを発表し好評を得ている。

「2022年 『保育のうたあそび決定版－ワクワク☆春・夏のうた－』 で使われていた紹介文から引用しています。」