薔薇だって書けるよ: 売野機子作品集

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 1304
感想 : 107
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592710226

感想・レビュー・書評

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  • 表題作、薔薇だって書けるよ
    晴田の犯行

    が、特にすきでした

  • 本日読了。

  • なんか、気になって手に取ってみた。
    結構、好きです。

    とくに「遠い日のBOY」というお話がとてもよかったと思う。
    少し「星の王子様」に似ていると私は思った。
    語り口が上手だな、ストーリーテラーという感じがする。

    「晴田の犯行」は、自分にも多いに覚えがあるので、
    安心するようないたくなるようなそんな感じ。
    これは、きっと何人かの人は経験していることなんだろう。

    選んでいるコトバが詩的で、独特。
    惹かれます。

  • 個人的にいまいちだったかな。

  • だいすきな絵柄。装丁がうつくしい。
    お話は、心には残らない。
    ただ、絵がだいすきなので一コマ一コマ読んでいて楽しかった。
    古臭い雰囲気を感じていたけど、最近の作家さんらしい。狙ってこの古臭さをだしているならすごい。

  • 大好きな売野機子さんの単行本、遡って読んでいます。
    どの短篇もたくさんの感情が詰まってて素敵でした。
    むかーし、「ぶ〜け」というちょっと先鋭的な少女漫画誌があって、長年の愛読者だったのですが、売野さんの漫画のテイストは「ぶ〜け」を彷彿とさせます。懐かしくて新しい。

    冒頭の表題作である、アスペルガー症候群(をモデルにしたと思われる)の幼妻と夫のすれ違いと愛の再興の話「薔薇だって書けるよ」からずっと胸をぎゅっと掴まれたまま最後の「晴田の犯行」まで一気に読んでしまいました。

    どれも好きですが 一番を選べと言われたら、自殺してしまったバンドマンとファンの女の子が夢で逢う「日曜日に自殺」、タイトルと設定に反してなんといういじらしくて可愛いお話だろうか!

  • 「晴田の犯行」良かった。「それだけかよ!」って言うような小さな行動を起こすだけでも本人は本気の本当に命懸け、それが片想い。わかるよ〜。
    表題作「薔薇だって書けるよ」は、点子の歌うような台詞回しが独特のリズム。ちょっと昔っぽい画風と相俟って、なんとも言えない浮世離れした感じが醸し出されて素敵。

  • なんともいえない雰囲気が好きだ。

  • 最近は新しいレーベルから短編の上手いひとが多く出ていてうれしい。商業マンガの一番の悪徳は連載が長すぎることだと思うからだ。

    本作は短編集だが、全体のトーンはほぼ均一。
    表題作が際立っていて他の作品が地味に見えるが、読み込むと味わい深い。
    表題作は「書けるよ」なところがポイント。

  • ・表題作とホモ百合の漫画が特に好き

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著者プロフィール

売野機子(うりの・きこ)漫画家。東京都出身。
2009年「楽園 Le Paradis」(白泉社)にて、『薔薇だって書けるよ』『日曜日に自殺』の2作品で同時掲載デビュー。
『薔薇だって書けるよ―売野機子作品集』(白泉社)、『ロンリープラネット』(講談社)、『MAMA』全6巻(新潮社)、『かんぺきな街』(新書館)、『売野機子のハート・ビート』(祥伝社)、『ルポルタージュ』(幻冬舎)ほか、著書多数。

「2019年 『ルポルタージュ‐追悼記事‐(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

売野機子の作品

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