- Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592710530
作品紹介・あらすじ
同じ顔した美人が二人。「両手に花」か「進むも地獄、引くも地獄」か───。「楽園」本誌で大人気の縺れに縺れて先が読めない男女関係、待望の第1巻。カバーほか描きおろし多数。 2013年4月刊。
感想・レビュー・書評
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人物に癖ありエロスあり見た目はあっさり中身はどろどろシギサワ節全開。
デザイン事務所の雇用主と、そこに面接に来た才能も美貌も持つ双子の話。
早々に姉妹丼(でもあくまで1対1)状態だけど、愛でも恋でもなく感情すら向いてなさそうでたまらない。
表紙も最初も同じ顔にしか見えないのに、読み終わると見分けつくのが凄い。
依存・意地・憧憬・性欲とかそういうふいうちで溢れる『弱さ』がめんどくさくて大好きです。
些細なことで砕け散りそうな三竦みがどう進めていくのかな、楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
普通双子を漫画で描く場合、それなりに見分ける基準みたいのを用意する気もするけど本作にはそれがない。いや、一応細かい言動とか表情を見れば最初は判らなくても読み進めれば何となく判ってきたりはするんだけどそこまで明確になっているわけではない
でも本作の場合はそちらのほうが良いのだろうなと思う。恐ろしく面倒な恋愛を面倒な形で行っている3人の内面を描いていくならそんな簡単に双子の見分けがついてしまったら詰まらないと思えるだけの内容がある
雨音と雪江に振り回されているように見えて実は芝が二人を振り回している関係性が読んでいて非常に面白く羨ましい -
ずーっと気になっていた作家さんで、もうこの人の描く眼鏡お姉さんのえろ美しいことえろ美しいこと……。遠くから見ている分には正直めろめろだったのですが、いざ立ち読みすると、あまりにもクセの強い台詞やストーリーが……厨ニ病チックというかチャイルディッシュで痛々しいというか……。そこが苦手で結局これまで避けていたのですが、これはさすがに面白い。狂気に狂気を上塗りしてギャグにすらなっていないような同人的ストーリーが、さながら超高性能エンジンで動いているようなスリリングさ。どういう層が共感して読むのかはサッパリな内容ですが、どうか僕の直接の迷惑にならない範囲で、三人ともあの狭い部屋の中で、ジタバタジタバタしていてほしい。
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読み辛い。この作家が好きな人が読めばいいと思う。
気付かなかったけど前にもこの作家の本読んで合わなかったんだ。 -
双子の猫(違う)が何考えてるか非常にわかりにくいわー 現実の女性と全く一緒ときたもんだ。
だ が そ れ が は ま る -
次巻が楽しみ~♪
非日常を楽しむのは漫画にかぎります。
ぶっちゃけ高センス、美人、双子なんてまずありえないからね。 -
帯の科白がいいね。
中味は以下続刊。気になるな。 -
シギサワ先生新作ということで購入。シギサワ先生らしいエロスと背徳感たっぷりで良い作品でした。
シギサワ先生の女キャラ×2。毎度シギサワマンガの女キャラたちは一癖二癖とありましたが、今回はそれが2人と手がおっつかない様子。主人公の芝さんは一応姉妹丼を完遂したわけですが両手に花というより両手に日本刀みたいな感覚ですねこれ。どちらも似たような性格でいて、どちらも依存しているような関係の間に入り込んだ芝さんがこの先どんな感じになってしまうのか楽しみですね。
双子の恋人ってなんだか昼ドラテイストですけど、これで成立しちゃうのがシギサワ作品らしさを感じますね。ある意味ここで終わっても綺麗な作品のまま終わりそうですけど、作者が作者ですからここから二転三転に期待です。 -
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