しあわせになりたい─売野機子作品集・3─

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 478
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592710578

作品紹介・あらすじ

「楽園」誌上で発表された6本&他誌1本に描きおろしを加えた読者待望の著者3冊目のコミックス。発売中の作品集『薔薇だって書けるよ』『同窓生代行』と併せてお楽しみ戴けますと幸甚です。 2013年7月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 表題作よかったです。いつでもあんたを助けに来るよ。

  • 「しあわせ」になりたかったから、読んだ。ぼくは「しあわせ」にはなれなかった。しあわせになる本ではなく、しあわせになりたい人たちが描かれていた本だったからだ。
    本を閉じて目を閉じて、いまベッドの上でうずくまっています。

  • オリジナリティ溢れる少女マンガ。とても良い。

  • 読み返したい作品が多い巻だった。ハネムーン、しあわせになりたいなど。

  • 表題作のしあわせになりたいが、すごい好き

  • 本日読了。

    70年代の少女マンガ家、特に萩尾望都、大島弓子の作品を髣髴とさせる雰囲気。
    絵柄にもノスタルジーを感じざるをえない。

    どの作品も、本当に短いストーリだけれど、
    濃密な物語性に満ち、高い哲学性を帯びている。
    「不安定だったころのキミが好き」
    すごく好き。

  • びっくりするくらい面白かった。全体を通して、視点は鋭く、それでいて素敵なお話が集められていると思った。

    「不安定だったころのキミが好き」「ハネムーン」「しあわせになりたい」が個人的に好き。

    ある日起こった出来事というより、時間をかけて進んでいく話が多い。
    タイムスリップ、人の成長、ロボットが100年過ごして人間を見て思ったこと、など。

  • ブラックな世界の中にある神々しいほど美しい救いの光が売野さんの持ち味だと思う。この短編集は最高。

  • 初めて「好き」と言えるものだった!絵(特に女の子の顔、眼)が好きで、表紙の吸引力に買ってたけど、今まで嫌いではないがうーん、だった。
    今回は掴み所がない中に、優しさとラフさがあって好きでした。変な例えだけど一般向けというか。読後感がいい。あと、女の子がどんどん可愛く綺麗になってきてる!黒髪ショート女子!
    「不安定〜」と「ハネムーン」がよかったなあ。也子さんまりお可愛いよう。掲載誌がジャンプ改…?

  • 表題作が良かった!

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著者プロフィール

売野機子(うりの・きこ)漫画家。東京都出身。
2009年「楽園 Le Paradis」(白泉社)にて、『薔薇だって書けるよ』『日曜日に自殺』の2作品で同時掲載デビュー。
『薔薇だって書けるよ―売野機子作品集』(白泉社)、『ロンリープラネット』(講談社)、『MAMA』全6巻(新潮社)、『かんぺきな街』(新書館)、『売野機子のハート・ビート』(祥伝社)、『ルポルタージュ』(幻冬舎)ほか、著書多数。

「2019年 『ルポルタージュ‐追悼記事‐(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

売野機子の作品

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