幻想ギネコクラシー 1

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 761
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592710646

感想・レビュー・書評

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  • グロテイストだけどそこまで粘着質ではないさらっと読める、大人向け世にも奇妙な短編集。

    インパクトがあったのは、肥大する病気の話とタトゥーの話。土葬、竹取物語の話も短編ながら構成が素晴らしい。
    次も機会があれば読みたい。

  • 登録し忘れてた。
    2巻のあらすじに、身もふたもない話を書かせたら〜てのってて、その通りだな、と。いい意味で。

  • 幻想ギネコクラシー 沙村広明
    沙村広明らしい硬派な絵柄としょうもなさすぎる小噺のギャップがとてもいい短編集。適度にエロで適度にグロで緊張感を持ちつつも、それでいて脱力させる物語展開。
    36

  • 基本的には楽しくしょうもないショートコメディ集なのだけれど、やっぱりオチは割にダークなので、暗い気持ちになったりもする。それなのになんだかたまに読みたくなってしまうのがおそろしい。しょうもな!ってなって笑えたりもするけど、怖くなったりもするけど…。面白かった。

    最後に収録されているイヴァン・ゴーリエは暗くて怖くて、ブラッドハーレーやスネグラチカの感じ寄り。

    なんだかんだで女性が逞しいから勢いで読める気もするので、やはりタイトルは正しいのかもしれません。

  • 嫌いじゃないけど、もっとひねくれて欲しい。

  • 語義矛盾のようだが、「読みやすい沙村広明」。
    バタードッグが素敵。

  • 初めて沙村広明を読むのには優しい作品となっております(適当)
    エログロ、ナンセンスギャグ、おっぱい、ぶっ飛んだオチ、突拍子もない話が諸々と、おっぱいとおっぱいが多めになっております。
    奇想天外な発想から様々なジャンル(古典、SF、幻想、コメディetc)と縦横無尽に往来する短編は飽くなき短編集となって読者を楽しましてくれるのではないでしょうか。

著者プロフィール

沙村広明(さむら・ひろあき)★漫画家。1970年生。千葉県出身。1993年、アフタヌーン四季賞夏のコンテストにて四季大賞を受賞した『無限の住人』でデビュー。同作が年末より連載化し、アニメ化もされるなど、長期間にわたり人気を博したが、2012年末に堂々の完結を果たした。2011年より少年シリウス別冊ネメシスにて『ベアゲルター』を、2014年よりアフタヌーンにて『波よ聞いてくれ』を連載開始。他の作品に『おひっこし』『ハルシオン・ランチ』(講談社)、『ブラッドハーレーの馬車』『春風のスネグラチカ』(太田出版)、『幻想ギネコクラシー』(白泉社)などがある。

「2015年 『ネメシス #25』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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