蟹に誘われて

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 767
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592710684

感想・レビュー・書評

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  • 未登録だったので。

  • 足摺水族館よりも少しポップな雰囲気
    とても良かった。日曜日を満喫しようとする話が好きです

  • 作者さんの感性が溢れている。
    クセになりそうな不思議感があるけど、なんだか物足りなさも感じてしまった。
    あとパイナップルを食べたくなった。

  • 『君は小さな宝物を大きな部屋に仕舞い込むのか』

    ガラクタはおもちゃ箱には入れないのかもしれない。いずれ、おもちゃ箱事忘れ去られてしまうの
    だろう。思い返せば蟹は生き物である。君は血を吸って生きてる。僕はコンクリートに寝そべって空を仰ぐ。

  • タイトルと表紙に惹かれて購入。
    漫画で読むのにこんなに苦戦したのは初めて。
    良い意味で1回読んだだけでは「よくわからない」(何回か繰り返して読んでるけど、やっぱり作者のセンスがすごすぎて全部は理解できてないのが悔しい)

    漫画もだけど、話と話の間に添えられている文章がたまらなく好き。
    こういうセンスの文章が書けるようになったらきっと楽しい。

  • 2014/12/24購入
    2015/4/8読了

  • 【印象】
    見えないところを考える、ゆるく不思議。
    想像力と先入観やらブラックボックスやら。
    主人公はどれも女性のようです。

    【類別】
    短編集。4頁のものから30頁のものまで。
    不条理やSF、オカルトなファンタジー。
    あくまでも日常空間に収まるものです。
    一部、各編の間に1頁の随筆。

    【脚本等】
    あまり"オチ"を意識していないようなものもあります。
    物語の類型の多様性は低いです。

    【画等】
    人物は主として非常にゆるい線。
    対して、背景等の描き込みが妙に細かいです。
    その対比的な印象がそれぞれの独特な存在感を醸し出します。
    齣はフリーハンド、吹出しは主張が強いです。
    キャラクタは"スターシステム"で別役同一容姿。

  • 誰も死なないのがいい.意味が分からないままで終わらない話が半分くらい

  • 独特な空気を楽しむ作品。

    ほぼ落書きな主人公や人々に魚眼風に書き込まれた背景と意図を探したくなるが、あまり考えず世界観を触れるのがいいかと。
    名作文庫本風な表装も痺れる。

  • 芯がしっかりとした一貫性が保たれた作風は、慣れてしまうと飽きが来るのが早そうだがそんなことを心配する必要性はなさそうだ。
    前作よりは最後に着地するオチがユーモアに富んでいてピリッとしたスパイスが読みやすく、またそれが篦棒に可笑しく面白い。
    そして、この漫画もそうだが合間に掲載されている日記から窺われる作家性がまた。
    この方が普段見受けられているものや景色が見れないことが妙に悔しくて哀しくて羨ましいのだ。
    その穴埋めに何度もページを捲り、何度も読み返すだろうな。

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著者プロフィール

漫画家。作品集『模型の町』『魚社会』(白泉社刊)ほか。ホームページ https://www.panpanya.com/

「2023年 『代わりに読む人1 創刊号 特集:矛盾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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