枕魚

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著者 : panpanya
  • 白泉社 (2015年4月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592710844

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枕魚の感想・レビュー・書評

  • 不思議な世界。
    あたしの近所も散歩してるとどこかに迷い込んじゃいそうで、思わず散歩したくなるような一冊。

  • すごくいい!と言えるほど自分は感性豊か?じゃないけど……
    すごく独特で、終始ムムム顔で読んだ。どの話もでかいオチがついてるわけでもなく、「はあ、なるほど……」みたいなふんわりした感想しか出てこなかった。でもどことなく気味悪かったりなんとなく懐かしかったりする。初めての感覚。
    ひとの話を聞いてる感じに近い。友だちとかの、こんなことあってさ、っていう話をへえーって聞いてる感じ。
    「素人と海」がわかりやすくて面白い。好き。あと痛覚の話の日記が、印象的。確かになって。

  • そうか、ワカメだったのか(そんなばかな)。
    「地下行脚」の主人公がいつになくか弱い乙女で萌えた。いやいつもの飄々とたくましい主人公も好きですけど。
    「ニューフィッシュ」「親切ラーメン」「枕魚」が特に好き。日記は「舌」が好き。

  • panpanyaさんの単行本は「物」としての魅力が高く、この新刊は特に素晴らしい(表紙カバーを外して棚に並べておきたい本なんて初めてだ)。

    変な街をてくてく歩く。オチはあったりなかったり。こういう漫画しか読めない気分っていう日が確かにある。

    あと今さらだけどこの子、女の子だったのか。ボブヘアーの男の子だと勝手に思っていた。

  • panpanya先生の新刊短編集。だいたい今までのとそう変わりはないし「足摺り水族館」のとき受けた衝撃ももうないが、むしろそのことによる安定感が心地よさを与えている。
    日常をみつめる視線を少しだけ角度を変えてみよう。世界はこんなにも曖昧だ。
    あと案外ぶあつくて日記まで併収されていてわりとボリュームがある。それにカバーをはずしたみたところのデザインが非常に凝っているのでぜひ目で見て触れて確かめてみてほしい。こういうしかけは楽しい。
    panpanya先生のことはたぶんずっとファンです。ずっとこんなちょうしの漫画でもずっと読んでいたいです。そんな魅力がある。

  • 2016/5/2購入
    2016/5/19読了

  • "早速ですが、是非ご依頼したいことがあるのです。
    新宿の地下に、変わったピザまんを売っているお店があるという噂を耳にしました。
    ぜひ食してみたいのです!
    入手して頂けたら謝礼ははずみます。"[p.64_地下行脚]

    な、何が何だか……と思いながら読み終えた。
    歩く方向に依ってとてもナチュラルに時代逆行したり、海豚や魚が二足歩行していたり……。背景と人物の線が違ってること、ぬうっとした顔の動物、シンプルな女の子と背景の薄ら怖さが印象に残った。
    カバーめくってびっくりした。

  • ははぁ、なるほど。どこかで見たけどどこにもない景色が広がって…いや、漂っていました。

    不思議なことを想像して創造するって、理性が働く大人になるとできなくなって残念。こんな発想の中を漂っていられる時間があれば、もっと一人遊びが楽しくなるかもね(笑)。

    http://tnzwtmfm.net/we-are-all-spacy-sp/
    ここの視聴を聞きながら読むと、さらにいい感じに世の中の常識から離れられて素敵かもヨ。

  • panpanya先生の作品はこの作品が初めてでしたが、とても面白かったです。なんか不思議な感覚になりました。ニューフィッシュの話と枕魚の話は普通に面白かったし、車の数を数えるバイトの話は普通に笑ってしまいました。日常の中のファンタジーというかある意味子供らしいpanpanyaさんの作品は素晴らしいと感じました。

  • 【印象】
    考えたり考えられなかったりする楽しさ。
    前作と比べると作風の変化がほのかに感じられました。

    【類別】
    主に漫画短編集。全22編。
    不条理ファンタジー。随筆日記も。

    【脚本等】
    頁60「目と鼻の先にあるのに手も足も出ないのはなんとももどかしい」に惹かれます。

    【画等】
    頁30-31が好きです。

  • 前2作よりも深い感じ。枕魚が私も欲しいです。

  •  独特な世界観を黒いインクだけで描くpanpanya氏の作品は、恋愛系コミック、楽園Le Paradis[ル パラディ]で連載されている。
     擬人化された犬やイルカ、二十世紀少年の友達をモチーフにしたかのような謎の人物が毎回違う職業、キャラに設定され、主人公を不思議な世界に招いていく。
     一話完結形式で描かれ、日常の中のふとした瞬間に妄想の中に潜りこんでしまったそこが現実。気付いても現実は続いてる。
     巻末も面白い。他の漫画にはない、解題と称し各話の制作時の秘話的なものが綴られている。また、話の合間にpanpanya氏の日記も併記されており、このような作風の方が感じていることに触れることができる。

     「雨の日」がお気に入り。公園の土管で雨宿りする主人公のもとに簡易に描かれたカエルが現われる。雨といえばカエルだが実際にはあまり遭遇したことのないカエルを捕まえ、雨宿りのお供にする。このまま止まなければ野宿、そう思った矢先、カエルが二足歩行で走り出しパイロンを指さす。トイストーリー2でバズ達がとった行動のようにパイロンを頭からかぶり雨に濡れることなく家路につく。その横を二足歩行するカエル。お礼に家でお茶でもと誘うが、そもそも言葉も知らないし家に上がって雨を凌ぐ必要もない。
     シュールで惹きこまれやすいところが大変気に入った。この漫画のタイトルにもある枕魚。この枕で一回寝てみたい。

  • 枕魚、欲しい。それからニューフィッシュ食べてみたい。新宿の地下にあるピザまんも食べてみたい。panpanyaはほんとに好き。少し歩けば昔へ戻る。不思議な世界はすぐそばにあるのかもしれない。

  • 短編(ショートショート)集?

    各話の間に日記のようなものあり。

    ガロっぽい?

  • panpanya初読みだったが何かいいな。何かいいなとしか言い様がないけど。日記を所収するだけあって日常に対する作者の観察眼が鈍くも美しく光ってる。

  • 足摺り水族館、蟹に誘われて、に続く、楽園からの三作品目で、全部独立したお話を集めただけで表題はその中の一つの(最後の)タイトル。panpanyaさん描く漫画は秀逸なストーリーと、妄想でよくもまあこんなのが描けるものだと感心するような背景の、2つだと思ってて、ちょっとなんか、前作に比べるとそのストーリーの方は微妙

  • 【世界はそんなに美しくはない、汚くもない】

    panpanyaさんの言葉は絵と同じくらい美しい。色気があると僕は思う。些細な事。だけど、とても大切に言葉を選んでいる。選ばれた言葉はとても嬉しそうだ。

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枕魚の作品紹介

真っ直ぐ歩いている筈が、ふとしたはずみで迷い込む森羅万象の断層。どこかで見た、どこにもない風景。すぐそこにある、永遠に来ないその時。panpanyaの世界にようこそ。日記も併収。 2015年4月刊。

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