枕魚

著者 :
  • 白泉社
4.30
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本棚登録 : 736
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592710844

感想・レビュー・書評

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  • すごくいい!と言えるほど自分は感性豊か?じゃないけど……
    すごく独特で、終始ムムム顔で読んだ。どの話もでかいオチがついてるわけでもなく、「はあ、なるほど……」みたいなふんわりした感想しか出てこなかった。でもどことなく気味悪かったりなんとなく懐かしかったりする。初めての感覚。
    ひとの話を聞いてる感じに近い。友だちとかの、こんなことあってさ、っていう話をへえーって聞いてる感じ。
    「素人と海」がわかりやすくて面白い。好き。あと痛覚の話の日記が、印象的。確かになって。

  • "早速ですが、是非ご依頼したいことがあるのです。
    新宿の地下に、変わったピザまんを売っているお店があるという噂を耳にしました。
    ぜひ食してみたいのです!
    入手して頂けたら謝礼ははずみます。"[p.64_地下行脚]

    な、何が何だか……と思いながら読み終えた。
    歩く方向に依ってとてもナチュラルに時代逆行したり、海豚や魚が二足歩行していたり……。背景と人物の線が違ってること、ぬうっとした顔の動物、シンプルな女の子と背景の薄ら怖さが印象に残った。
    カバーめくってびっくりした。

  • 【世界はそんなに美しくはない、汚くもない】

    panpanyaさんの言葉は絵と同じくらい美しい。色気があると僕は思う。些細な事。だけど、とても大切に言葉を選んでいる。選ばれた言葉はとても嬉しそうだ。

著者プロフィール

漫画家。作品集『模型の町』『魚社会』(白泉社刊)ほか。ホームページ https://www.panpanya.com/

「2023年 『代わりに読む人1 創刊号 特集:矛盾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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