- Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592732303
感想・レビュー・書評
-
ダヤンの世界で遊ぶと同時に、タロットの世界でも遊べるちゅう贅沢なカード。
当たり前やけど、一枚、一枚、絵がとってもきれいで魅力的。でも、それだけやないんや。
大アルカナ22枚だけだけど、それぞれのカードに似合いのキャラクターや似合いのシーンが登場。このへんの見事さは、あの鏡リュウジ先生が携わってらっしゃるから、なんかもな。
私も、一応占い師の端くれやから、ただ怖いだけの死神のカードとか見ると、ほんまに残念な気持ちになってまうんや。もともとのカードの意味を咀嚼せえへんで描かれたカードは、どんなにきれいでも魂が入ってないみたいに感じてしもて、手に取る気がせえへんのやわ。
そやけど、このカードでは、そんな心配は皆無や。鏡先生に感謝、きっちり企画を立ててくださった方に感謝やで。
太陽のカードは、ダヤン。ひまわりと太陽を背に、ダヤンが、赤い旗を持ってるとこ。やっぱり、天真爛漫な主人公には、太陽のカードやで。
まぁ、ダヤンは、主人公やから、他にも運命の輪や世界にも登場するんやけど。
となると、ジタンは・・・魔術師。なるほど、なるほど。
そうそう、戦車のカードは、ダヤンとジタンが二人で馬車を御してるんやわ。
普通の戦車のカードは、白と黒の質の違うスフィンクスを御してるとこやけど、ダヤンのカードでは、ダヤンとジタンという違った持ち味の二人が、協力して大きな力を生み、馬車を御しているとこに焦点が変わってるんやわ。
こういう味付けも楽しいで。
あっと、マーシィは節制な。そして、マーシィのお母さんを中心に、子沢山のマーシィの家庭は、女帝になってるで。
きれいな絵と、奥深い物語と、タロットカードのコラボは、大成功やで。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私の部屋、にて購入。
-
ダヤンのイラストがとてもかわいいです。