- Amazon.co.jp ・本 (129ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592732563
感想・レビュー・書評
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穂村さんの好きな絵本についてのエッセイ。知らないものが半分くらい。読んだのが半分くらいあった。
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31のテーマでお気に入りの絵本を紹介.私も気に入っているのは,ふむふむと思い,知らない絵本はさっそく読みたいリストにチェック!カラーで絵本が載っているのでわかりやすい.
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知ってる本が一冊もなかったことがさみしかったけれど
絵本をこんな切り口で読むことができるんだあ、という発見のあった一冊でした。
絵本において、やはり、絵は大事だなあって思いました。
穂村さんはやっぱり文章じゃなくて、短歌がすき。 -
武井武雄が絵本を読むきっかけとなったという著者が紹介するのは定番の名作絵本からタイガー立石の絵本などのちょっと変わり種や自信の嫌いな本まで。絵本がほんとに好きなんだなあというのがわかります。図版も多くてブックガイドにぴったりです。
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どんぐりに帽子をかぶせる仕事をしているねこの本がいいなあ。でも融資とかうけられなさそう。
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絵本なら書けそうと思っていた自分を回し蹴り( ゚Д゚)㌦ァ!!
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タイトル通り、穂村さんのmyコレクションの絵本約70冊を、詩人の視点から解説した一冊。
『ありこのおつかい』のCTスキャンの視点なんかはびっくり。
『ねこのセーター』のねこのダメさ加減と無償の優しさにうっとり。
『Dressed Naked』の、赤ずきんちゃんの解釈法にどっきり。
よくある絵本の解説書じゃないところが穂村さんらしい。
意外な絵本の読み方を教わりました。
ちなみに表紙は酒井駒子さんに描いてもらったんですって!
いいなぁほむほむ。 -
歌人の穂村弘が、自身のコレクションしている絵本(誰もが知っているようなものから、入手困難な古いものまで)をさまざまな視点から紹介した本だ。
絵本の雑誌、MOEに連載されていたらしい。
各回ごとにテーマを決めて穂村弘が展開する文章は冷静な分析であったり愛情に満ちた驚きであったり、いろいろな切り口があって、おもしろい。
世の中にはさまざまな絵本があるんだなぁ。 -
表紙に惹かれて。
赤ずきんが無表情にこちらを睨んでいる何ともシュールな表紙です。
絵本の紹介コラムをまとめた本です。
フルカラーで、見開き1Pに絵本の表紙と中身、次のページにコラムが載っています。
絵本も幅広いですね!万遍なくジャンルが紹介されているので、こんな絵本もあるのかと驚きます。
作者の絵本に対する突っ込みも的確で愛があって面白かった。
訳が分からない絵本ってありますよね!そのぶっ飛び感がどう化学反応を起こしたのか魅力的なんです。
読んでみたいと思ったのが、『まるの王様』。
あとタイトル忘れましたが(致命的)、狼に食べられてお腹の中で溶けていく赤ずきんの話。
前者は色々なものが丸さを競いあって自分が一番丸いんだぞ!と主張する話とのこと。
丸いお皿にリアルな目がついた独特のセンスが何とも忘れられない。
絵本って可愛いと同時に無邪気さな怖さがあって、そこに惹かれます。
子供向として区切らずに、もっと広まるといい。
コラムも読み応えがあり、単体でも面白い読み物でした。