皆川博子作品精華「幻妖」―幻想小説編

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著者 : 皆川博子
制作 : 東 雅夫 
  • 白泉社 (2001年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592750055

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皆川博子作品精華「幻妖」―幻想小説編の感想・レビュー・書評

  • 来月「結ぶ」が文庫で復刊するのを1人お祝いして再読。「結ぶ」と同じく復刊を期待する「あの紫は」からも数篇収録。「幻妖」という副題がぴったりの、この妖しい曖昧さが好きです。ややグロテスクな「猫の夜」や「結ぶ」は作風がガラッと変わって面白いし、「恋物語」からの数篇は展開が鮮やかでいいですよぉ、とっても。皆川さんにはぜひ、「景清」のような和物で、過去と現在が少しずつシンクロしていくような、おそらくそうだろうと推測できるけれども曖昧なままで終わる長編を書いて読ませてほしい。

  • 2001年までに発表された幻想短編小説集。以前、『ゆめこ縮緬』と『猫舌男爵』を無心に読んで「雰囲気が違う...」と驚いた。皆川博子は軽々とジャンルを越えるひとなのだ。

    巻末に東雅夫の丁寧な解説が付いているので、気に入った話から好みに合う単行本を探せる。今後は優美な和風幻想系と、クールな狂気全開のホラー系を読むことにした。

    和風幻想では中洲の病院シリーズ(連作とは知らなかった)の「月琴抄」と「文月の使者」、狂気ものでは「猫の夜」と「結ぶ」が特に良かった。「猫の夜」はほんとにいけない。この一話だけでも読む甲斐あり。

  • 皆川さんの作品の魅力が1冊で楽しめます。とくに「結ぶ」と「砂嵐」が良かったです。東さんの気合の入りまくっている解説も必見です。

  • 好:「幽れ窓」「丘の上の宴会」「猫の夜」「砂嵐」「結ぶ」

  • 一篇一篇がここまで密度が高いとは……@@
    まとめて読むと、皆川先生の『才能』というより、『とり憑かれたような筆さばき』にただただ感心するのみ。

    いつの間にか生きるものと死せるものが仲良く語り合っている。

    世界の歪みから、肉体の歪みにまで、「異形のもの」はそこかしこに口を開けて潜んでいる。

    巻末の解説も非常に読み応えあり。
    未読の短編も読めたので、お得感いっぱい。

  • 恐ろしいほど美しかったです。
    博子先生の短編は本当に素晴らしいです。
    大好きです。
    各作品を単行本で持っているけど、改めて買ってしまいました。
    いつか全て集めるぞ。

  • 「桔梗闇」が好き。

  • 私が図書館通いをするきっかけになった本です。

  • 「皆川博子ってよく聞くけど、面白いの?」というひとにオススメ。「皆川博子の本って、意外と絶版のが多いんだよね」というひとにもオススメ。わたしは後者です。少しずつ読んでくらくら目眩を楽しむ枕頭の書。でもなんで白泉社なんだろ?

  • 結ぶ、が凄い。

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