だれかのいとしいひと

著者 :
  • 白泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592750079

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  • 作者の言う『この物語の何でもない光景のひとつが、読んでくれた人の記憶に、するりと、何食わぬ風情でまぎれこんだらいいな』の通りの短編集。

  • 『誕生日休暇』は後半の展開がすばらしい。

  • 短編集。「花畑」は読むとドンヨリした。「ジミ、ひまわり、夏のギャング」はタイトルから好き。「バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく)」は、マモちんって名前の人が出てくるけど、「愛はなんだ」って本でもマモちゃんって人が出てきたような。角田さんって「マモ」って人が好きなんかなぁ。

著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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