しばわんこの和のこころ 2

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 296
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (55ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592760979

作品紹介・あらすじ

柴犬のしばわんこが、日本古来のさまざまな行事、暮らし、マナーなどを楽しく紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 20120831読了。
    20230210再読。
    今回は日本の伝統文化がメイン。面白くて為になるのが本当に好き♪

    目次
    着物こと始め
    桃の香りに目覚めれば(雛祭り)
    歌舞伎、観ちゃった!
    和菓子の思い出
    雷様の鳴るときは(雷、蚊帳)
    お神輿かつごう!
    手紙を書こう

  • しばわんこシリーズの第2作目。
    着物、桃の節句、歌舞伎、和菓子、雷とそれにまつわる文化、お神輿や祭り、手紙についての頁があります。
    個人的に、とくにおすすめは着物と和菓子の頁。絵本という形態のよさと、作者さんの絵の緻密さと可愛らしさが最大限に生かされたつくり! ずーっと眺めていられます。
    お手紙の頁は、最近ではなかなか手書きのお手紙を出すことの少なくなったであろう現代人に、美しい手紙のいろはを思い出させてくれます。

    あと、何度でも書きますが、しばわんこが大変可愛いので、犬派にはぜひとも手に取ってほしいです。もちろん、みけにゃんこ派の猫派陣営も、その他派閥にも無派閥にも、おすすめです。

  • 和物だいすきな長女のために(そして自分の仕事の参考書もかねて)、出るたびに手に入れてきたしばわんこシリーズ。

  • 可愛くて和の心を学べる

  • 四季折々の行事がかわいいワンコのイラストで説明されており、子供と一緒に読んだりするとよい感じです。

  • 基本的に天邪鬼体質の KiKi は所謂ベストセラーと呼ばれる本をリアルタイムで読むことはほとんどありません。  流行と呼ばれるものにもどちらかと言うと敢えて目を背けるタイプです。  とは言うもののそれをず~っと無視し続けるほどには意思が強いわけではなくて、流行が去った頃にチラ見だけはしてみたくなるんです。  

    まあ、洋服とかバッグとかファッション関係の流行に関して言うならば、どちらかというと無視しっ放しで「自分スタイル」を貫くんですけど、これが「本」とか「音楽CD」とかになると無視し続けることはできないんです。  きっと「自分だけ知らない」と言う状況は許せないんだろうと思います。  

    だからブームが去った頃にブックオフのような古本屋、中古CDショップに足を運び、たまたま見つけちゃった場合(それでも必死に探すことはないかも・・・・)には悩むことなくそれを手に取りレジに並びます(苦笑)  この絵本たちもまさにそのパターンでゲットしたものです。

    もう何年も前にマスコミがこぞって「しばわんこ」を取り上げていた頃には、本屋さんで平積みしてあるこの本の前をスッと通り過ぎ、立ち読みさえしてみようと思いませんでした。  でも、この本がある種のブームだったことはちゃんと脳みそにインプットされていて、今に至るまでその記憶は消えていなかったみたい・・・・・。  今回、別の本を探しにブックオフに立ち寄ったのですが、ふとしたはずみにこの絵本たちが視界に飛び込んできて、お値段もあまりにも安かったので迷わずお買い上げ~となった次第です。

    本来ならおばあちゃんとかおかあさんとか、身近な先達から教わるはずの様々な「日本人の暮らしぶり」、「礼儀作法」、「歳時記的なイベントの正しい過ごし方」等々のいわゆる「先祖伝来の和の知恵」をなぜか柴犬に教えてもらうというこのシリーズ、絵の可愛さもさることながら、なかなか内容が深く「知っているつもり」だった様々な和の文化についてやんわりと知の軌道修正をしてくれます。  

    それにしても日本人をやって50年超を過ごしているはずの KiKi がどうしてこういうことを柴犬に教えてもらわなくちゃいけないんだろう???  しかもこの柴犬(しばわんこ)、KiKi よりも姉さん被り & 割烹着姿が様になっています(笑)

    こういう本がもてはやされるということ 即ち 核家族化がもう後戻りできないほどに進んでしまったという証左なんでしょうね。  

    KiKi にとってかなり参考になったのは以下の内容でした。


    お雛様の種類
    雛飾りの中の3人の侍従の呼び名(仕丁 じちょう)
    歌舞伎メイク(いわゆる隈取)の見分け方
    雪の場面での黒子は白い衣で雪衣(ゆきご)
    和菓子の名前の由来
    くずざくら・あじさい(和菓子)の作り方
    蚊帳には魔除けの意味もあり、雷が鳴る時、蚊帳に入れば安全といわれる
    文箱の中に入れる匂い袋、手紙に同封する文香(ふみこう)


    ネットで調べてみるとどうやらこのシリーズ、まだまだ何冊もあるみたいですね。  結構お勉強になったので、今後のために Wish List を作ってこのエントリーを終わりたいと思います。

    しばわんこの和のこころ 3 日々の愉しみ
    しばわんこの和のおけいこ
    しばわんこの和のお道具箱
    しばわんこの四季の庭

  • ★みどころ★

      この本を読んでみようと思った理由は

      「和のこころ」とゆう題名にひかれたからです^^

      現代では、和を重んじる人がどれくらいいるのでしょうか?

      最近では、日本だけの伝統や文化がどんどん失われつつあります。

      恥ずかしい事ですが、私自身も知らないことだらけです。

      この本を読んで、少しですが和のこころに触れられた感じがします。

      文章ばかりではなく、イラストを入れながらわかりやすく説明してくれています。

      読んでいるうちに、穏やかな気持ちになってきました。

      不思議なんです。

      和のこころは、気持ちを安定させてくれる作用があるみたいですよ^^

  • <pre>配架場所:2階 3類  
    請求記号:386.1/カ  
    形態:図書  
    内容:着物こと始め、雛祭り、歌舞伎、御輿かつぎ
    …。日本に古くから伝わる和の作法や暮らしを、柴
    犬の「しばわんこ」がユーモラスに教えてくれる絵
    本、第2弾。月刊『MOE』連載に加筆・修正を加
    えて単行本化。(TRC MARCより)</pre>

  • 和の心の
    素晴らしさがよく分かります。

    日本の文化は繊細だなあ。

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