旅館すずめや

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 78
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (29ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592761334

感想・レビュー・書評

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  • 旅館すずめやのおかみの冬の1日。
    お客さんをお迎えして、部屋に案内。
    和菓子や食事を出したり、冬眠中のくまの布団を直したり。
    お客さんは昔ながらのおもちゃで遊んだり、外で遊んだり、温泉に入ったり、おかみに寝物語を聞いたり。
    1日の仕事が終わったおかみもお風呂に入って疲れを取るのだった。

    切り絵のイラストがはっきりしていて楽しい。
    ストーリーらしいストーリーはないけれど、昔懐かしい冬の風物を楽しめる。

    途中に出てくる和菓子のページ、どれもおいしそう…。

    巻末には絵の中に出てきた和の小物、道具類、おもちゃ類の紹介があってためになる。
    ゆきだるまのゆきちゃんが毎ページに登場していて、これもさがしものにもなっている。

  • すずめの女将が切り盛りしている山奥のひなびた旅館「すずめや」。
    雪を見ながらの露天風呂、きりたんぽ鍋、冬眠中の動物達への心遣い・・・女将は一日大忙し。
    見開きのページで紹介されているたくさんの種類の和菓子、お茶碗、お箸が素敵です。
    どのページにも雪だるまのゆきちゃんがこっそり隠れているのもお楽しみ。
    巻末には絵本に登場した和の小物型録もあります。
    子どもでも十分楽しめますが、大人の女性が好みそうな絵本です。

  • 切り絵 絵本なんですが隅々まで細かく書かれていて何よりも出てくる動物たちの表情が良いんです


    凄く和まされて癒されます



    買う価値はアリですよ

  • 温泉行きたーい


    読み終わったあと
    必ずそう言っちゃうでしょ

    和風の絵本はなんとなーく怖くて
    小さい頃から苦手だったんですが
    この絵本は初めて積極的に買いたいと思いました

    だって、かわいいんだもん


    隅々まで探さないと分からない
    小さなおまけも楽しみの1つです

著者プロフィール

あめみやなおこ/絵本作家・イラストレーター。著書に『旅館すずめや』『えんぎがいい』(共に白泉社)など。コドモエのずかんシリーズは『とりのずかん ものしりあいうえお』に続いて2冊目。

「2022年 『むしのずかん ものしりあいうえお』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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