- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592761693
作品紹介・あらすじ
タキさんのおかいものかごから現れたのは、とってもかわいい福の神・ぷくみみちゃん。相棒のぷくいもちゃんと町中に幸せをふりまきますが……? 人気作家によるユーモアと感動たっぷりの絵本登場! 2014年3月刊。
感想・レビュー・書評
-
良いことをした人のもとにやってくる、福の神、ぷくみみちゃん。
勧善懲悪っぽい内容ですけど、なんともシュール。
不思議な味わいのある絵本でした。
個人的には、いもむしが苦手なので、ちょっと困った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんて カワイイ 福の神チャン♪
-
一人暮らしのおばあさん、タキさんのもとに頼んだ覚えのない小包が届く。
中にはぷくみみちゃんとぷくいもちゃんとぷくの木が入っていた。
ぷくみみちゃんがやってくると、その家には福がやってくるのだとか。
ぷくみみちゃんが来た効果は町中に現れ、大きな魚が釣れたり、大きな野菜が育ったりといいこと尽くし。
あるとき、タキさんとぷくみみちゃんが昼寝をしていると近所のおじさんはぷくみみちゃんを連れ去ろうとする。
ぷくの木が大きく育っておじさんを阻止する。
自分にはいいことがなかったからちょっとぷくみみちゃんを借りようとしただけだとか。
ぷくの木は大きく育ち、いい匂いのする実が育った。
町内のみんなも匂いにつられてその実を食べて楽しむ。
ぷくみみちゃんはこっそりタキさんに、この実を1つ食べると寿命が1才延びることを教えてくれるのだった。
翌日、ぷくみみちゃんが行くときが来た。
ぷくみみちゃんはぷくの木とぷくいもちゃんの赤ちゃんをタキさんに上げて、通りすがりの自転車に乗って去っていくのだった。
その姿はもう町内の人には見えないのだった。
ふくみみちゃんではなく、ぷくみみちゃんというところがかわいいネーミング。
平面チックな顔がなんともかわいいような不気味なような。
1つ食べると1才寿命が延びる実、ありがちではあるけれどお年寄りには素敵。
ぷくいもちゃんがかわいい。