偽りの共犯者 (花丸文庫BLACK ア 5-9)

著者 :
  • 白泉社
3.29
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本棚登録 : 63
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592850953

作品紹介・あらすじ

老舗呉服屋の支店を任されている名越春彦には、人に言えない秘密があった。両親を失った春彦を引き取って育ててくれたダンディな義父・基伸を、ずっと想い続けていたのだ。一時は基伸を諦めようとした春彦だったが、基伸の実の息子で義弟となる篤基に、力ずくで犯されてしまう。さらに篤基は、基伸が好きなのは春彦の実父・木嶋秋人だと告げる。実父の身代わりとしてなら、基伸は自分を抱いてくれるかも-?篤基との淫らな行為に耽溺しながら春彦が思い描く昏い欲望を、篤基が更に煽り立てて…!?想いが縦糸と横糸のように絡み合うトリプルラブ。

感想・レビュー・書評

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  • 私としては、春彦父が気になる作品となり、もうちょっと出てほしかった。
    特に小説家として苦労されていたという設定があったのに、そこがそぎ落とされていたのが残念。手紙も割愛されていたし、私の萌えポイントをチラつかせといて見せないというこの一冊は、正直残念としか言いようがない。

  • 義父、義弟×主人公
    自分は義父を好きで、義弟は自分を好きで…けれど義父は自分の亡き父を好きだったと分かり…ベタな設定の気もしますが、彼らが呉服屋だというところが色っぽさ3割増しって気がしますね。

  • なんていうのかな、さんぴであることが重要なのよねww 

  • イラスト作家さんが好きなのでイラスト買い。
    義父が欲しくて義弟に抱かれ
    義兄が欲しくて父を巻き込む
    なんとなく義父が本意じゃなくうーん。
    でも形は違うけどそこに愛があるから良しとしよう、で★3

  • ★4.0。儚げな和服美人が男を知って自らわかめ酒で色仕掛けするほどブラック化する悪女ドラマ(笑)豹変にドン引きしたけど、これはこれで面白かったです。オヤジ攻が受に騙されて可哀相とすら思う3Pなんて初めてだ…。年下攻の方はワンコっぽさ、執着、がっつき方、腹黒さがとても理想でした!甘え上手の腹黒ワンコは大好きです。受のブラック化に比べたらこの程度の腹黒ワンコは可愛く見えるレベル。しかしわかめ酒は笑っても良いところだろうか。どうも藍生さんは双子シリーズじゃない方が合うみたい。

  • イラストが鵺さんじゃなく相葉キョウコさんだ!(驚)
    でもいただいた番外編ペーパーによるとエロ双子シリーズと
    世界観一緒な物語らしいから、スピンオフになるのかな。

    藍生さんの3Pものって
    「攻2人から強引に迫られ、流される受」がパターンだったので、
    義弟はまあそうだったけど、なかなか靡かない義父を得んと
    欲望に正直でちょっぴり腹黒い受というのが新鮮だった。

    一応おまけのSSで「実は……」の事実が明かされるけれど、
    最後にもう一捻りあればもっとよかったのになあと思う。
    てか、義父との絡みがあれだけなんて残念すぎる。
    タガが外れてとーちゃんの名前を呼びながらいたしてしまう義父の姿に
    ぎりぎり嫉妬する受を見てもわんとする義弟の図が激しく読みたい!(こら)

  • たぶん私は一生このBLを忘れないと思います。それぐらいびっくりした。受けの取った行動に。びっくりしてその他のシーンがかすんでしまうほど。私が知らないだけで同じことする受けがその他のBLにいるのかもしれないんですけど、私は初対面でした。
    全体的に好きなお話でした。しっかりエロくてちょっと後味が悪い感じ。
    でも、途中のあのシーンが鮮烈で。
    ああ、もう、わかめ酒。

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著者プロフィール

あいお・ゆう●BL作家。花丸文庫BLACK(白泉社)にて刊行の「双子」シリーズを筆頭に、著作は多岐にわたる。

「2016年 『有松恋染めノスタルジー 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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