恋襲ね (花丸文庫BLACK コ 1-1)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 132
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592851035

作品紹介・あらすじ

想う相手がいながらも、殿の寵童となることを余儀なくされた鮎之介。殿の側用人・直方に閨房術を指南され、決死の思いで殿の閨に侍るが……。身も心も千々に乱れる、性愛入り乱れた波乱の恋。 2013年4月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 語り口はシリアスなのに、やっぱりどこか変。典雅節が炸裂していて、楽しかった。

  • 典雅先生の新作が花丸BLACKでキター!と思ってわくわくで読んだけど、んんんん?えろいけど。さすが花丸BLACKえろいけど。BLなのにゲラゲラ笑って読後みょーに楽しくなるっていう私が好きな典雅作品テイストではなかったかなー。

  • 純情処女を受け二人の3Pに、後に攻め二人の3Pのプレイをさせるためのお話と言った感じ。受け二人の3Pの辺りは楽しめました。
    武家口調なのに、時々それがおかしいのが残念。現代と同じなら同じ、武家言葉ならせめて大河ドラマ程度には武家言葉で統一してないと吹き出してしまう(笑)後半はそれが気になり過ぎて楽しめませんでした。

  • 小姓の始まりが17という主人公に疑問を抱きました。しかもこの主人公鮎之助の母親が「まだ鮎之助は17なのに…」みたいな発言がありましたが、現代では「まだ17」なのかもしれませんが、この舞台である江戸時代では確実に「もう17」17の人間が寵童に召し抱えられるなんて奇跡だと思いました。女も17、18となると行き遅れの時代にそれはないだろ…と(笑)。
    あとはあれだけ出てきた佐夜之進の進退が不明。主君があんな終わりだったからどうなったのか。正室の草名の嫉妬も怖いからいったいどうなったのか、シリアス展開も気になりました。
    というか、夜の描写が結構濃厚。変態という意味での濃厚ではなく、いろんな人とのが多く、濃厚。3は1組だけではなかったのが驚きました。いや、最後まであの人出てこないと思っていたのにまさかの登場からのアレで驚きました。

  • かなり駆け足。色々あり過ぎて主人公との共感、萌えどころに乗り遅れた感じがします。2人と仲良くなってからがもっと長ければよかったなー。

  • memo: コミコミ特典イラストカード付

  • 小林さん読み始めて初のシリアスです……が。
    シ、シリアス……?

    時代物で色小姓ものです。
    初恋の相手と両想いになったと思ったら、藩主様の寵童に
    見初められ、色小姓としてお城に上がることになった受が、
    閨房術を藩主の側用人に仕込まれて、そこで藩主の寵童と
    ともに藩主の閨に侍る的なお話です。
    その後、嫉妬に狂った正室に陥れられ、永蟄居となった
    受が、閨房術を仕込まれた側用人から告白され、初恋の
    彼に悪いと思いつつ惹かれちゃってうんたらかんたら。

    最初は本当にシリアスだったんですが、後半あたりから
    なんだかあやしい雲行きに……。
    初恋の彼が蟄居先の見張り番として現れたことで妙な
    恋のトライアングルが発生し、気がつけば初恋の彼と
    側用人のコント大爆発。
    あーん、どっちも選べなーい!
    となった受が、どっちも公平に愛しちゃおうという、
    何だかもう何でこんなにハッピーになっちゃってんの?
    という展開に、小林さんにやっぱりシリアスはちょっと……
    という、結局ラブコメちっくなラスト。

    3P、プチ百合、調教、肉便器、イラ○チオ、玩具、ソフトSM、
    2輪挿しと、よくまぁ、この薄い本のなかにこんだけの
    要素つっこめたな……と思わず唸ります。
    好き嫌いは激しく分かれるお話ですが、小林さんだと思って
    読み始めると、何だか不思議と最後まで読めてしまう。
    (それでも3Pはほぼ飛ばし読みしてしまいましたが)
    終盤は個人的にもう完全に笑いのツボに入ってしまって、
    真面目に読めませんでした。
    普通に楽しく読めましたが、小林さんはやっぱりとんでも
    展開のコメディ路線が読みやすいな、と思いました。

    イラストが非常に美麗です。

  • いたぶられ感は最高です。がご都合主義という文字が頭をよぎった。ご丁寧なプレイのあらすじ紹介文がウケた。(以下抜粋)
    お道具調教、疑似プレイ、攻一人×受二人の3P(百合プレイつき)、正統派H、お仕置きソフトSM、攻二人×受一人の本命3P(二輪挿し)

  • 初の時代物。

    基本的に一般小説の時代物は好きだけど、BLで・・・っていうのはあまり興味はなかった。

    目から鱗。
    時代物、いいwww言葉が違うだけでこうも雰囲気が変わるんだぁと。
    お家のためと自分を押し通すことができず、殿様の寵童に上がることになった鮎之介や殿の側用人に直方、初恋の人冬野や殿、佐夜など魅力的な登場人物で飽きずに最後まで読めた!!
    最後はなんだか甘くなったけど、それまでの過程を思えばお鮎ちゃん幸せになってね!と微笑ましいのでOK!!

    これはこれは、新しい扉が開いた気がする☆

  • 花丸ブラックってシリアス専門なんですよね…?思わず確認しちゃうw
    途中まではドのつくシリアス加減でしたけど終盤は疲れちゃったのかな?w
    片思い押し殺して仕える直方さまに胸キュン♡
    がしかし最終的には変態攻だし冬夜が登場してからはいつもの小林典雅節が炸裂していて一安心w
    一年に数回しか会えないけど小林典雅さんやっぱり好きだぁあッ!!!!

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