准教授と依存症の彼 (花丸文庫)

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著者 : 四ノ宮慶
制作 : 奈良千春 
  • 白泉社 (2013年8月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592851127

准教授と依存症の彼 (花丸文庫)の感想・レビュー・書評

  • 舜の「セックスしないと食事ができない」は衝撃的でしたが、愛とは何かを考え始めてからは安心して読める展開で良かった。詩には殆ど馴染みのない自分でも舜の詩は読んでみたいと思った。

  • 幼少時からセックスしないと食事を与えられないという悲惨な固定観念を植え付けられて生活してきた舜。大学生といえど世間を全く知らない彼が准教授で後見人の恭平に出会い真実の愛を知り成長していく物語。
    舜の壮絶な過去についてはサラッと説明されただけだったのであまり痛さは感じずに読めました。舜が少しずつ愛とは何だろうと考え気付き始める過程がよかったです。対する恭平の方は最初から舜を好きだったようなので、出会ってからどんな風に舜に絆されていったのか心の内が知りたい気がします。
    どうもその辺は同人誌の方に細かく描写されているようなので、そちらで堪能してきたいと思います。

  • セックスしないとご飯が食べられない…と思い込んでいる舜は、セックス依存を合併嗜癖にもつ摂食障害。
    そんな舜を愛し、救おうとする恭平は、舜とはもうセックスをしないという。
    入退院を繰り返す舜と、舜を愛しているからこそ、ご飯を食べさせるために舜とはセックスはしないという恭平。
    舜に、愛の意味を知って欲しい恭平と、どうしてセックスしてくれないのか分からない舜。
    互いの心が通じ合うまでの葛藤が描かれた物語でした。

  • 生死にかかわる問題なのにそんな安易に突き放したらだめでしょう。

  • (感想)

    セックスって?
    「可哀想にという同情」と
    「頑張れという応援」と
    「ゆっくりとという見守り」
    の気持ちが私の中に湧いてくる1冊でした。

    過去に虐待や相手に都合よくつけられた間違った常識。
    食事をするためにはセックスをしなければならない
    言葉通り後見人となった恭平にも同じことを求める瞬。
    だけど本気で瞬を愛してる恭平にとってその行為は意味のないもの。
    そのためにセックスを拒み
    瞬にどうして自分なのかを考えてもらおうとするのですが
    勿論すんなりといくわけもなく…

    離れてみたものの焦りすぎたのか
    またも入院という羽目になってしまうのです。
    でも少しずつ瞬の中に恭平である意味が
    だんだんと湧き上がってきます。
    勿論すべてが「はい、解決!」という簡単なことではありませんが
    やり直していくにはものすごく膨大な時間と根気、
    そして愛情が必要不可欠。
    それらはこれからも恭平が与え続けてくれると思うので
    見守るばかりです

  • トラウマ…なのかな?

    いや、これ良かったです
    私的、新たな「愛って何?」伝説が生まれました

  • 帯のせいで受けにしつこく求められる准教授が
    最初こそ適当にあしらっていたものの何らかの理由で
    徐々に本気になっていく話とばかり思っていたけど内容は微妙に違っていました。

    長年に渡る育児放棄に監禁、実の母親は勿論それ以外の男からも
    日常的に暴力を受け、挙げ句"お兄ちゃん"という見ず知らずの男に
    セックスをしないとご飯を食べてはいけないという"常識"を徹底的に教え込まれた瞬(受)

    物心つく頃からこんな凄まじい生活を送っていた瞬には
    本当の意味での常識がなく、この世に存在する物の全てに意味がある事を知りません。
    生きるために息をするのと同じように、食べるためにセックスをする事が当然だと思っている瞬。
    彼の中ではそれが常識として固定されてしまっている為、
    周りが引いたりおかしいと言ったりする事自体、彼には理解が出来ないんです。

    言葉の持つ意味や深さといった事も理解出来ず、
    読んでいてちょっと白痴みたいだな、思いました。
    そんな瞬が、物語が進むに連れてちょっとずつ変わって行くわけですが
    彼の後見人であり大学の准教授でもある恭平(攻)が
    最初から瞬を溺愛していてちょっと吃驚しました。
    瞬を好きになった理由もまだちょっと甘いような気がしなくもないですが、
    これはこれで良いのかな、とも思ったり。

    それよりも仕事ではスーツ、家では和服という恭平のギャップが堪りません!
    和服の裾を開いて瞬に挿れている時の姿なんて
    見えそうで見えないというイラストにドキドキしてしまいました(笑)
    ちょっと仄暗いテイストの作品なので奈良千春先生の
    独特なタッチのイラストがお話の雰囲気によく合ってると思います。

    作品の全体的な評価としてはまだもう一捻り欲しいところですが
    読みやすい作品だったのとイラストが美麗だったので☆4つです。

  • あらすじと帯の煽りで、完全に受けがド淫乱ちゃんだと思っていた。
    久し振りに感極まってしまって、読んでいる間、涙が止まらなかった。

    攻めが堪えてるのがたまらんです。

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准教授と依存症の彼 (花丸文庫)の作品紹介

天才詩人と謳われている大学生の舜には秘密がある。それは性行為をしないと食事ができず、詩も書けないというものだ。そんな舜の後見人である篠崎が、ある日お前とはもうしないと言い始め……!? 2013年8月刊。

准教授と依存症の彼 (花丸文庫)のKindle版

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