- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592872573
作品紹介・あらすじ
高校生の荻原満流は、パイロットの父と大学生の兄との三人暮らし。留守がちな父に代わり、かいがいしく満流の世話をしてくれるのは兄の遠流。背も高くてモテまくりの満流だけど、目下の悩みは、新しい彼女を家に連れて行くたびに、クールな超美形の兄が女の子を誘惑してぶちこわしてしまうことだった。本当に満流が好きか試しているという兄には逆らえないけど、ちょっと過保護すぎ…。
感想・レビュー・書評
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学生時代に買った本の再読。
2001年の作品だけど、好みが合えば今読んでも楽しめます。
弟の満流に対してだけ完璧にお世話し、自分にだけ懐くように調教(笑)している遠流。
満流はそうされてることに気づかず、純粋ににいちゃんにいちゃんと慕って甘々にお世話されている。
そんな中、遠流にそっくりな異父兄弟の要がきたからいつも余裕綽々な満流はライバル心むき出しで排除にかかる。
大人げないと思いつつ満流と遠流の過去話を振り返ると必死になる気持ちや依存するのもわかります。
個人的に満流に彼女が出来るたびに、自分に誘惑して満流から彼女を排除していく遠流の執着加減が超好みです。
そういうお兄ちゃん、性癖に刺さります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
弟溺愛のクールビューティ兄攻め×大型ワンコ弟受け
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勘違いパーフェクト美形兄×ワンコ高校生弟。
兄弟なのに。兄は一方的に愛を語りだす。兄弟なのに。それが嫌だと思えなくなって。 -
おバカで可愛い大型犬みたいな弟と、そんな弟を溺愛しているパーフェクトな超美人の兄というカップリングですが、この話のいいところは、弟の方がガタイがいいのに、兄×弟だというところ!
弟×兄という典型的な下克上が苦手な私には物凄くツボでございました。
やっぱり受、攻はカラダの大きさじゃなくて、内面で決まると思うのです。
でも、将来性アリな末弟くんが大きくなって帰ってきた時のお話も読んでみたいなぁとか思ったり (笑)