俺の兄貴に首ったけ (白泉社花丸文庫 つ 2-10)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 62
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592872627

作品紹介・あらすじ

森ノ宮学院に君臨する心理。しかし双子の兄の悠里は彼とは対照的に、夏休みを補習で潰すことになってしまった。そんな悠里が頼れる先輩として慕っているのが帝である。もちろん心理は悠里のそんな態度が気に入らず、愛のイジメ(!?)はエスカレート!!そして、ついに心理と帝は会長選で雌雄を決することになった。同時に悠里を妬む心理の取り巻きがあれこれと策動をはじめて…。二人のファイナルアンサーは!?大幅に書きおろしたシークレット・ツインズ・ラブ完結編。

感想・レビュー・書評

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  • サラッと読める双子兄弟ラブ

    シリーズ3 完結編

  •  はい。そういうわけで、続きものの3作目。最終刊です。

     そういうわけでやられちゃった悠里君(受け)は、心理君(攻め)が最も怒りそうな相手、帝先輩に相談をして「甘えればいい」というアドバイスを受けて、甘える作戦で何とか海外に行かないことを認めてもらいます。
     というわけで、朝は学校で補習、夜はモデルのレッスン、という忙しい日々を送ります。
     しかし、心配性でちょっと勘違いな心理君は毎晩電話してくる始末。
     ところが、「図書館で勉強している」という嘘がバレて、心理君が帰ってきてしまい、またあらぬ勘違いを受けて、また、やられてしまいます。

     そんなこんなで悠里君を巡る争い、とやらで心理君と帝先輩は会長のイスを巡って争うことになってしまいました。
     そうこうしているうちに、悠里君は悠里君で、モデルの仕事で「パリ」に連れて行かれそうになってしまいます。
     ショックを受けている悠里君は自分の素行を心理君に報告している真理君のシンパの一人を見つけます。それを「自分が信用されてないからだ」と思った悠里君はそのまま逃げ出します。
     そこに現れたのが、あまりよろしくない取り巻きをつれた心理君の取り巻き麗君。
     そしてそのまま連れ出されて、まわされそうになってしまいます。

     けれど、間一髪のところで助けられた悠里君は、心理君の愛を知って、自分も心理君と対等になりたい、と思いパリに旅立つ決意をします。

     ところが、専属契約の書類にサインをしたところで心理君が現れて……。

     てな感じの物語です。
     心理君の暴走っぷりがツボに入ればやっぱり面白いですが、それに対して「おいおい」ってつっ込んでしまうと、あんまり楽しめないかなぁ……って感じです。

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