婀娜めく華、手折られる罪 花降楼シリーズ第四弾 (白泉社花丸文庫)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592874768

感想・レビュー・書評

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  • ★3・5
    前回チラッと登場してて気になってた椿編。忍にいじわるしてたからイヤな子なのかなと思ってたけど、全然可愛らしいツンデレでした。ワガママで勝ち気だし、中々素直になれないけど、春仁にだけに見せる素の椿可愛かった~。

  • 花降楼シリーズ第四弾 花降楼に売られた椿と広域暴力団組長・御門春仁のお話。

  • 高慢我儘女王さま受の椿はお職候補の色子。
    長いまっすぐの黒髪が蜻蛉を思わせますが、こっちはとんでも
    ないじゃじゃ馬。プライドも高いし、まぁとにかく我儘。
    お相手はヤクザです。それも、椿を花降楼に売った張本人。
    憎むべき相手を好きになるという、BLのお約束ですが、
    楽しく読めました。可もなく不可もなく。

  • シリーズ4巻。
    ヤクザ×ツンデレ。
    このシリーズの攻くんは受ちゃんにメロメロだな(笑)

  •  吉原にある男の遊郭「花降楼」に、母親の自由と引き換えに売られた椿は、やがて十八になりいよいよ水揚げの日を迎える。
     大勢の男たちが争う中、大金を積んでその権利を競り落としたのは、広域暴力団組長・御門春仁だった。
     自分を売ったのも暴力団で、椿は暴力団なんて大嫌いだったのに、あろうことか椿の前に現れた男は、椿を花降楼に売った男だった。

     最初は反発した椿だったが、御門の「俺の身代を傾かせてみろ」の言葉に、負けず嫌いが刺激される。
     御門はその後、椿の許に通ってくるようになり、椿は御門を傾かせてやろうと贅沢や我が儘をたくさんいうが……

     という話。

     今度は蜻蛉とは別の意味の、もっとわかりやすい女王様受け。
     贅沢が好きで、わがままも欲しいものもはっきり言う。
     蜻蛉は、何にも興味がなくて、それゆえ皆が必死になって蜻蛉の興味を引こうとする、という女王様、というお嬢様な感じだったんですが、椿は完全に女王様。
     贅沢も好きで、派手なものも好き! という……(苦笑)

     一方の御門はそれを鷹揚に許している……という。
     いや、どんだけお金あるんだよ!! っていうツッコミはなしですよね。
     ファンタジーだもんね!

     で、負けず嫌いな椿と、大人の余裕のつもりですべてを背負っちゃって何にも本当の事を言わない御門は、二人の間に誤解があって、なかなか椿が素直になれないんだけど。
     その誤解が解けたら無事にハッピーエンド……でした。

     女王様受けも萌えますよね!

  • 今回の主人公の椿ちゃんはかなり強気な女・・・じゃなかった男の子ですが。
    でもそんな椿の強がりや娼妓としての手管をすぐ見抜いて丸め込んでしまう男、御門。
    彼は暴力団の組長で、昔椿を花降楼に売った張本人だった。
    全て知られている御門には遠慮はいらないとばかりにやりたい放題ながらも、自分に溺れさせてやる!と意気揚々の椿だったが、なぜか御門には他の客に使うような手管がうまく出てこなくて・・・・
    強気な椿を包み込んでるような御門の器のデカさっぷりがいいですね~~~。お似合いの二人って感じ。

  • <花降楼シリーズ>
    『君も知らない邪恋の果てに』
    『愛で痴れる夜の純情』
    『夜の帳、儚き柔肌』
    ⇒『婀娜めく華、手折られる罪』
    『華園を遠く離れて』
    『媚笑の閨に侍る夜』
    『白き褥の淫らな純愛』
    『愛しき爪の綾なす濡れごと』
    『臈たし甘き蜜の形代』
    『恋煩う夜降ちの手遊び』


    <CD保有 フィフスアベニュー>
    椿 CV:成瀬誠
    御門春仁 CV:諏訪部順一
    蜻蛉 CV:緑川 光
    綺蝶 CV:平川大輔

  • 花降楼シリーズ4 「あだめくはな、たおられるつみ」
    広域暴力団組長・御門×椿
    椿の性格には、やっぱこの職業の相手しかないでしょう!!
    すごーくお似合いのカップル。

  • DCD有り。

  • 攻はヤクザ!
    そして、受はツンデレ!!
    あ、私の好きなものが揃いました><

    うん、でももうちょっと受は素直になるとイイと思うんだ。
    わがままが過ぎるのはちょっとなぁーって思ったので、
    敢えて☆4つで。

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