隷辱の人魚 (白泉社花丸文庫)

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著者 : 吉田珠姫
制作 : 高座 朗 
  • 白泉社 (2010年4月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592876229

隷辱の人魚 (白泉社花丸文庫)の感想・レビュー・書評

  • 性行為がタブーとなり、すべてが清潔で理性的な世界となった未来。形だけの警察に勤める喜多島は、セックス専用の生き物である「人魚」というものの噂を知る。人を惹きつけるその魔力に彼は…!?
    (出版社より)

  • BLでSFか~ってちょっとわくわくしたんだけれど、ダメだった。
    設定がムリ。 
    強制搾取装置とか・・・政策とか。
    すぺるますぺるまうるせーよ・・・とかwwww

  • もっと冊数かけて練りこんで書くべきだったんじゃなかろうか、って感じ。せめて上下巻で。まさか近親相姦オチだとは思いませんでしたよww

  • SF。弟×兄。
    舞台がSFだが、ある意味、使い古されたものに
    BL的要素を盛り込んだ内容。
    花丸文庫なので、さほどエロエロしい場面は期待できない。
    後半に少々ある程度。
    人間関係や、心理状態など、表面的な部分しか描けておらず
    もう少し深い部分が欲しかった。

    お薦めできない。

  • すごくオーソドックスで、昔からあるようなSF設定なのに、その仔細にわたる状況説明からいきなりストレートな下半身事情とエロスの波状攻撃。かなり印象的な話です。

    SFものが好きな人も苦手な人も、ちょっと引いてしまいそうな気がするのは、SFものでありながら実は近親相姦と陵辱がメインディッシュだから。
    それがダメって訳じゃないけれど、それを描きたいがためのご都合主義な未来物設定ではないかと、SFが言い訳になってないかと、そこが気になったのは事実。

    とにかく、エロは文句なくがっつり、用意されています。扇情的でたっぷり煽られます。かなり濃厚。
    さらに気になったのは、攻の言葉使い。場面ごとに極端に変化するのは違和感を感じます。登場時には、警官の規律を遵守する清々しい印象だったのが、人魚の兄を犯すところではオラオラ系になって、最後のHシーンでは甘ったれわんこ。規律を遵守する警官は消滅です。そんなに攻の人格変わったらさすがについていけません。信じられなくなります。
    人魚と喜多島の関係もすぐに明白になってしまうし、そこで性への禁忌や羞恥が皆無な世界設定が、萌えと逆方向に発揮されてしまうし。
    このあたりが話的にもう少し深く練られていたら、もっと面白くなってた気がします。

    核戦争で地球滅亡とエロ祭りをくっつけるのは、安易に扱うと底が透けて見えてしまうので要注意です。
    エロ部分だけ独立して考慮して、★はひとつ増えてます。

  • 回送先:目黒区立中目黒駅前図書館

    近未来で再生産労働が過去のもの、という設定は80年代の少女マンガでも見かけたパターンであるが、本書においてはBLにとってのオーガズムであるアナルセックスさえも過去のもの、という斬新な設定になっている。
    もちろん、それを額縁どおりにすればBLとしては破綻してしまうので、人魚(実は主人公の弟)とのアナルセックスを行い、そしてその弟が凌辱されているシーンがなぜか「肉体を介したセックスの経験のない」主人公(攻め)の記憶の中に呼び覚まされるというのがこの作品の底流。

    吉田の作品において近未来は初めてだそうであるが、しかし一方では「起こりえてもおかしくはない近未来」の一面をのぞかせる。現在人工子宮の問題が取りざたされているし、なによりも地球上に人類が滅亡した後どうするかという危機意識が作品からにじみ出る。

    この作品は、ただのやおい論で評価するにはもったいない。吉田のこの実験はマイケル・ギボンズの言う「モード2」(ディシプリンの枠にとらわれずに思索・実験を試みるというもの)そのものだ。BLというディシプリンの外側でBLをやる、みたく。BLでようやく出てきたこの芽をつぶすことがいかにもったいないかが理解できようか。

  • (あらすじ)
    2000年代初頭、核戦争勃発。
    人類、生物はすべて死滅した。
    月基地にいたごく少数の人間だけが生き残り、
    何とか人類を増やそうと自然分娩を禁止し、
    人工授精、人工子宮での大量繁殖に踏み切った。
    やがて人類は人口を増やし再び地球に戻り、
    他の星々に植民地を作っていった。
    新暦1375年。
    喜多島勇は週に一度行われる精子採取の時、
    実際の性行為の経験など誰もないこの時代に、
    なぜか少年が犯されるイメージが脳裡に浮かぶのだった。
    これはいったい何を意味するのだろうか。

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