王子様のヒミツ (白泉社花丸文庫)

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著者 : 水戸泉
制作 : 明神 翼 
  • 白泉社 (2011年1月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592876519

王子様のヒミツ (白泉社花丸文庫)の感想・レビュー・書評

  •  高校卒業後、コンビニでアルバイトをしながら漫画家を目指している瀬谷陸太は、投稿作を描く傍ら、同人誌とネットでオリジナル作品を発表していた。
     そんな陸太の作品に、初めて『ファン』という存在ができた。
     ヨーロッパの小国に住む彼は、陸太が新作をネットにアップするたびに、丁寧な感想のメールをくれるのだった。
     八月中旬の日曜日、大型同人誌即売会に参加していた陸太のもとに、アニメのコスプレのような白い軍服で金髪碧眼の男が現れる。
     彼こそ、陸太のファンにしてアルノーゼン公国の第一王子・フラゴオルだった。
    『ファン』の正体に呆然とする陸太だったが、滞在中、王子の相手をするように頼まれた陸太は、それを引き受ける。
     陸太は、単純に観光案内だけのつもりだったのだが、事態は想わぬ方向に発展していく。
     フラゴオルは、陸太に対する親愛の情を隠そうとせず、陸太はフラゴオルにキスされてしまう。
     一度は、そんなフラゴオルから逃げた陸太だったが、結局、フラゴオルの傍に戻ると、そのままフラゴオルの住むアルノーゼンへと連れ去られてしまう。

     という話でした。
     この作者さんの書く話は、よくも悪くも、登場人物(特に攻め)がぶっ飛んでいる印象でしたが、今回はそこまでぶっ飛んでいなかったような印象でした。
     いや、相変わらず人の話を聞かない系の攻めではあったんですが、最後の最後にきっちりわきまえている、というか。
     企みとかわざとじゃなくて、きちんと引くところを知っている攻めでした。
     まぁ、陸太の書く、軍事漫画のために、軍用機器の情報をこっそり横流ししたり、本人の許可も得ずアルノーゼンにパスポートもなしにつれて帰ってしまうあたり、十分にぶっ飛んでるっちゃぶっ飛んでるんですが、このぐらいのぶっ飛び方っだったら、BLの世界ならよくある範囲内というか……。

     だから逆に言えば、拍子抜けするほど普通で、ちょっと物足りなかったです。
     どうせなら、ぶっ飛んででくれてもよかったんですけどね……。

  • 外れ水戸さん。王子もオタクもダメな感じ。

  • ばwwwくwwしょwwwwまさかの同人誌即売会に、ホンモノの王子、ボディーガード、関西弁、双子、執事と物凄い詰め込まれてる。軽く読むと笑えていい。

  • 入荷先:町田市立鶴川図書館

    小林来夏名義で出していた(レーベルの「事業仕分け」による整理統合で続刊がストップ中)『キスとDo-Jin!』の世界観でのBL。ただし共通項はサークル参加者のゾーン違いのみというものでまったく別個の作品と見るべきであろう。
    結論から言えば、拉致ネタに半ばうんざりしている中で本書を読まねばならなかったという制約もあり、はっきり言えば「くどくどしい」内容である。あたかも自分のネームブランドに胡坐をかいている作家のつまらないを通り越したレベルの作品だ(この列には曽野綾子や上坂冬子、佐高信、そして石原慎太郎といった「東ベルリン市民」が多いのだが、なるほど水戸は西ベルリンからミイラ取りに行ってミイラになったのかと思った)。

    BLがキャラクターの「自分語り」を主題にすえる傾向があることから、確かに挿入されることの痛みをかたらねばならないという事情があることは評者もわかる。しかし、本書はまったくそうした営みをサーキットカットしており、なんのためのBLなのかの立ち位置がまったく不明瞭だといわざるを得ないだろう。まあ、WJの『バクマン』よりかははるかにマシな選択なのは事実、なだけに早急の見直しおよびシリーズ化するためのロジックの建て直しが求められる。

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