王様の恋愛美学: 准教授杉崎桂一郎 (白泉社花丸文庫 ち 1-3)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592876526

感想・レビュー・書評

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  • 世間知らずの准教授、杉崎と純朴な大学生田中三郎の恋愛もの。

    あまりにも純朴でのほほんとしているので、勢いというものに欠けておりますが、周りが優しい人でまとめられており、杉崎は本当に三郎のことすぎなのか不安が残ります。ただ、自分を冷静に行動するところが大人…なのでしょうか。ちょっと焦ったりドタバタしているところを見たかった気も致します。
    ところでこの作品、スピンオフされているということで楽しみだったのですが、主人公が違うようで…。この二人の続きも読んでみたかったなぁと思ったりします。

  • 大学准教授 X 大学生  年上攻

    「5回、1分でも遅刻したら単位なし」学生たちの甘えを許さず、冷血の麗人と恐れられる准教授・杉崎。その鉄の掟を破ってしまった三郎は、説教を受けるため彼の研究室を初めて訪れてその光景に驚愕した。―き、汚い!厳粛で完璧だとばかり思っていた准教授の意外な実態。さらに彼は、ひどい食わず嫌い&謎の思考回路の持ち主で、ある日三郎は求婚されて大混乱!杉崎の暴走になす術もなく…。個性的過ぎる王様の、唯我独尊ファーストラブ。

    レター陸裕さんのぽややん受・サブちゃん(三郎)が可愛かった~
    しかし、攻・杉崎准教授の思い込みの激しい猛進ぶりには笑った。
    あそこまで自分の良いように思い込める杉崎准教授はすごい人です(笑)

    大家族の長男だけに世話を焼くのが当たり前になってるサブちゃんと
    世話を焼いて欲しいセンセイ。
    ホントにお似合いなカップルだね。

  • 初作家さん、面白かった。準教授にはいろいろツッコミ所は多々あるのにそれを良しとしてしまう三郎くんの懐の深さ?から来る対応力の凄さに感服。陸裕さんのイラストも良かった。

  • 初読みさん。大変読み易くて、スイスイ読める本だった。受が大家族で育った子で、気配りができて兄弟の面倒見もよく(兄弟だけではなく知人全ての面倒をみていた)優しいイイ子。対して攻の思考回路は変人の域に達していて、受じゃないとついていけないと思える。結局友人たちはけん制しあってフラれてしまうことになったが、ライバルでもある攻に親切にも色々教えてあげるとか、心がひろい。『すごい感動』はなかったけど登場人物が気持ちのいい人たちばかりなのが良かったのと、ヘンな攻がとにかく面白かった。

  • さくさく読めました。王道な展開で、杉崎先生の世間知らずがツボにはまるかどうかで好き嫌いがわかれるかも。攻めがぼくねんじんな感じが好きな人にはお薦めです。

  • こういう設定は結構あるけれど、面白さだけを追求していて、面白かったです。サブちゃんも天然で可愛かったし、なにより杉崎のキャラがとても良かった。ものすごい思考の飛躍に笑っちゃいました♪

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