意地悪しないでお兄ちゃん (白泉社花丸文庫 こ 7-3)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592877059

作品紹介・あらすじ

大好きな義兄・千流の帰国が決まり唯は焦りまくる。唯は幼い頃美少年だったが、成長した今ではごく普通の大学生にすぎないからだ。そこで友人の美青年・正也を自分の身代わりにしたけれど…!? 2013年4月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 母親の再婚で兄になった八歳年上のやさしい千流をずっと想い続けている唯。可憐な美少女みたいだった子供の唯をかわいいかわいいと大切にしてくれた。一生こんな風に兄に可愛がられたいと願う唯の願いを年相応の体の成長が阻む(笑)
    愛しい兄がアメリカで就職してしまった。離ればなれになったさみしさに追い討ちをかけるように、みるみるうちにすっとした男らしい姿に成長してしまった唯。こんな姿ではもう兄に可愛がってもらえないと絶望する。変わらない気持ちで兄の千流を想いながらも避け続ける唯。
    そんな中、兄が急遽東京に転勤になり帰国することに。慌てまくった唯が考え出した苦肉の策は、可憐なビジュアルのゲイ親友に自分に成りすましてもらうこと。親友を唯だと思いこんで昔と変わらない溺愛振りを発揮する千流を、その友人の振りをしてそばで見ているのが辛くて仕方がない。しかも弟以外に見せる千流の顔は予想外に冷たく意地悪で…
    ええ、もうタイトル通り、よくある腹黒い年上がおぶおぶ受をイジメ可愛がり倒すお話です。しかもこの兄、ただの腹悪メガネではなく筋金入りの変態さんですww盗聴器とかGPSとかヤバ過ぎんだろ
    なんともエロばか面白いお話でした。ごちそう様です。満腹(*´艸`*)

  • お兄ちゃんの変態っぷりがツボ。
    可愛い弟をついいじめちゃうのもわかります。
    気のきく友人正也にお礼の伊勢海老を送るお兄ちゃんに笑った。

  • 面白い設定だったなー。スパダリ兄の冷酷な登場とか、天然弟はすごく好みだった!落ち方が浅かった点ぐらいかな、残念と言うか物足りなく感じたのは。でも全体的にすんなりと面白かった!

  • 義兄弟ラブもの。
    好みじゃなかった。
    幼いころの少女風愛らしい風貌が
    成長によって失われたとコンプレックスを
    抱くってのがわからない。
    不細工になったわけではないのに。
    弟を偏執的に愛する兄にも共感できず。

  • 両片想いを楽しむ物語。溺愛・甘々・義兄弟といろんな要素がふわっと詰まっているので、好きな人にはたまらないかも。ストレスを感じないですいすい読めるので、そういうのが好きな人向け。変態要素も薄めです。

  • ありがちだけれど、ちょこちょこと入れてくる正也がいい味を出してきてよかったです。
    みんなイイ奴なのにシラケない文章に拍手。単純に面白かったです。

  • わはは、後半すごいコメディでした(笑)
    冒頭はすーごいいちゃらぶで可愛かったんですが、いやそれもコメディていうか若干あほあほ?入ってたけど、ファンタジーな義兄弟だね!ファンタジーでしかありえないね!かわいいね!て。本筋始まったとこから完全にコメディの匂いが(笑)中盤からはもうコメディでした。それはそれで笑えたんですが、冒頭の幼少時のいちゃらぶがかいかったからそのまま進んで欲しかったなー。入れ替わりネタはせずに。再会→そのままあほあほいちゃらぶで読みたかったです。実は腹黒はもう鉄板だし、そのネタだけ残して。入れ替わりのせいで兄も肩透かしというか歯噛みしてるけど、こっちも歯噛みしてしまった(笑)
    あ、今画像見て気づきましたが表紙、白ブリーフなんですね!帯で隠れてて気づかなかった。
    陸裕さんてこんな絵でしたっけ?陸裕さんに似てるなーて読んでたら御本人だった(笑)

  • 兄×弟(義理) すれ違い 再会 正体バレる系 年上攻 腹黒策士攻

  • ★4・3
    面白かったー!テンプレ設定満載(笑)くまのぬいぐるみを貰ったっていう時点で、カメラか盗聴器が仕込まれてるんだろうなと思ってた通りだった(笑)もっと変態な千流見たかったな~w唯みたいな見た目は男前でかっこいいけど、中身は乙女思考な受けってツボなのかもしれない。あと表紙の陸裕さんのイラストがすっごく可愛い♪

  • ★3.5。執着・変態・腹黒攻のライト版という感じで、軽く楽しめました。盗聴器や白ブリーフにはフフッと。ただ、変態とか腹黒サイコと言うくらいならもっと押しが強くてエロくても良かったな〜!盗聴器以外はあまりぶっ飛んだ所はないし、そのへん期待したよりは物足りなくて大きな萌えはなかったですが、全体的にはまあまあ面白かったです。

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著者プロフィール

小中大豆(こなかだいず)・作家・白泉社「指先がすれ違う」にてデビュー・現在、BL各レーベルで執筆中

「2022年 『王さまのがっこう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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