不器用な恋のあらすじ (白泉社花丸文庫 こ 8-1)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592877127

作品紹介・あらすじ

売れっ子作家で完璧主義の乃木は、財布をなくし途方に暮れていた作家の卵・笹倉を拾う。頼りない笹倉を放っておけず、しばらく家に置くことにするが、全く生活能力のない笹倉に日々苛立ちが募り…!? 2013年7月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 大きな盛り上がりとかは無いのだが、じわっと面白い。色々と駄目な受けに最初はびっくりです。
    作者の話をもっと読みたいと思いました。

  • 文章は読みやすいが、受けの思考が常にナナメ上で、気持ちにうまく寄り添えない。絡んできた女性キャラも、攻めの男前度を下げる方向で残念。天然なのは良しとしても、大卒の一人暮らしなのに、世間知らず過ぎですなー。学生ならまだ頷けたかも。

  • 人気作家・乃木×ド天然な作家の卵・優人。

    よく今まで無事に生きてこれたなというような優人ですが、何事にも一生懸命でどこか目を離せない雰囲気を持っています。
    人物描写もろくにできなかった彼が、乃木に恋をして恋を知り、好きだと滲み出る文章を書けるようになった過程が読ませられました。
    乃木はやや短気だけれど、なんだかんだで懐の広い優しさがよかったです。
    乃木と優人の視点が交互に描かれているので、ふたりの感情や意図したことがすれ違う様がおかしくもあり切なくもありました。
    恋人同士になった後をもっと読みたかったなーと思います。

  • 初めて読む作家さんでした、どうやら初作のようす。
    受け視点と攻め視点の交互の描写なので心情描写がわかりやすい。
    内容は、いやあ世話焼きツンギレ不器用攻めって本当にいいものですね!という感じです。受けも卑屈でど天然、心地よい社会不適合者っぷりで変人だめだめ受けが好きな人にはたいへんによろしいんじゃないかと思われます。
    終わり方がギャグちっくなので、ラブラブものが好きな人には物足りなく感じるかもしれません。私はツンギレ×天然の面白いやりとりが好きなので、良い読後感だと思いました。
    願わくば続きが読んでみたい!あとがきにおまけSSがあるというすばらしいサービス精神の作家さんでした、次回作が楽しみです。

  • 小説家とその弟子。

    おいおいおいおい…って言いたくなる終わりかた。
    後日談!
    もう少しちゃんとした後日談希望!!!!!!!
    せっかく不完全的な主人公の変化をここまで丁寧に動かしたんだからもっとその後をプリーズ!!と、叫びたいくらいです。なので物足りなくて☆3つ!後日談!欲しい!!

  • 不器用ラブ。

  • 新人様!あらすじには惹かれなかったんですけれど購入。 なんとも大丈夫か?と思わせる受けでしたけれど、あんまり好きなキャラではないんだけれど、 一生懸命さや攻の事が好きなんだな~っていうのが伝わってきてとっても好感持てました。

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