- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592877165
感想・レビュー・書評
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自分を救ってくれた王様に懐くイリリアがとにかく可愛い。そのイリリアですら信じることが出来ない王様は寂しい人だと感じた。イリリアと一緒にいることで少しずつ変わっていくけれど、中々信じきることが出来ないのだから...。
イリリアが可愛いと言ったけれど、「強さ」もあると思う。どんなときでも何が自分にとって大切かを考え、それを何がなんでも守ろうとするのだから。ただ、自分を後回しにしすぎているので、これからは自分も大切にして欲しいなぁ。 -
最近六青さん祭りになってます。ファンタジーで受がめっちゃ不憫受がめちゃめちゃ好みです。だいたい作品に動物がキーポイントになっているところもツボ。最後の最後まで命を懸けて王様を思うイリリアに泣きそうになります。
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健気可哀想萌え!
少々、地雷設定があるもリアルタイムで描写されてないのでダメージはかなり少なく済みました!w
ボロボロになっても一途に好きという設定が切なくて苦しいんですけど大好きです。 -
最後泣けたー!!最初のアホの子ぶりには呆れてしまったけど、後半は健気な子になって、泣けてきて、幸せになってよかった!!
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王道健気受。大変六青センセらしいストーリーで、架空のイスリル国を舞台にした時代物ファンタジーの世界観にどっぷり浸かることができました。
セレブ俺様攻×健気なアホの子受。
かわいそうだけどどこか抜けててかわいらしい子が、愛のためにせいいっぱい前向きにがんばる姿は好物です。
そして、そんな愛らしい思いにぜんぜん気がつかないどころか、利用しようとさえする残念な俺様も、最後の最後に後悔懺悔するところに快感を覚えます。
そういう絶大な感情の浄化作用を叶えてくれるストーリーでした。
イリリアが偽りの神子として王の伴侶となるところで、すでにことの成り行きは大体想像できるのです。
涙腺が弱いので、イリリアの健気な献身愛に涙なくしては読めなかったです…
ただ、イリリアはショタよりのアホっ子でとても微笑ましい面があって、重さやドロドロ感をまったく感じさせないところがよかったです。
自然児です。ヘビわしづかみww
王さまも後半天然イリリアに振り回され気味で、かわいい部分が漏れてて面白かったです。
今後は反省と努力を重ね、イリリアを愛して尽くしていくんだろうなと確信できました!
ハルシャーニがどうなったのか気になりましたね。後悔してるのか、していないのか。
これはスピンオフの予感。 -
六青先生の安定パターンの可哀想受なお話です。
その中でも攻が何気に酷い場合と、いい人の場合があると思いますが、こちらはあらすじにもある通り、自覚的に冷酷なので、ほだされる過程も納得して読めました(過去作には、いい人っぽい攻が無自覚に酷く、少し後味が悪いものがあったので)
ラストが駆け足気味でいちゃいちゃしてるシーンがほとんど無かったので後日譚が読みたいです。