ガラスの仮面 27 (白泉社文庫 み 1-41)

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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592880271

感想・レビュー・書評

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  • はじめに気持ちがあって、言葉と動きがある。。。
    この小さな体のどこに情熱があるのか?
    芝居しかない、演劇しかないという狂喜、少女漫画であることは、忘れて読みいっています。

    タイトルにあるガラスとは壊れやすい、仮面とは身に付けることで、身に付けた者のすべてを変えてしまう。ただの仮面ではない。人間の深層の現実を格調高い形で表現されている。

    北島マヤを見ていると、おそろしささえ感じる。壊れやすい仮面は、なにをもたらすのか、つい引き込まれ、期待を高めざる得ない。

    ひたむきで、熱くて、その情熱に圧倒される。まさに情熱の大肯定。そして、人生の大肯定。いまの時代こそ、読むべき漫画だ。

  • ようやくここまでたどり着いたけれど、ここで立ち往生。どっちにも進めなくなってしまった。
    そして真澄さんもどん詰まり。どうすんの、これ?
    「真澄さま、いつまでも信号は赤ではありませんわよ」
    いつかの水城さんの名セリフ。あー、痛恨。
    そして紅天女。めげない亜弓さんに心が震えます。マヤもそうであってほしいのだけれど、そうなっていないのがもどかしい。
    とにもかくにも、物語はここで終了。とてもおもしろかったし、読んでよかったです。

著者プロフィール

1951年2月20日生まれ、大阪府出身。16才の時、「山の月と子だぬきと」が集英社「別冊マーガレット」で金賞を受賞し、高校生漫画家としてデビュー。 1976年から連載の「ガラスの仮面」(白泉社)は、少女漫画史上、空前のロングセラー作品として、各界から絶大な支持を受け、TVアニメ化、ドラマ化、舞台化されている。伝奇ロマン「アマテラス」(白泉社)では、自らの神秘体験を盛り込んだ作品として知られる。『妖鬼妃伝』で1982年度講談社漫画賞、『ガラスの仮面』で1995年度日本漫画家協会賞優秀賞。

「2023年 『人形の墓 美内すずえ作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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