日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)

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著者 : 山岸凉子
  • 白泉社 (1994年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592880516

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日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)の感想・レビュー・書評

  • あーーーー!王子!!!!!

    王子って同じ服ばっか着てるように見えて実は毎日柄が違って、神のような御方なので当然趣味もいいんですけど、ごくたまに「えっどうされたんですか王子!!」って聞きたくなる柄の服着てるときがあって可愛いんですよ!
    このとき山岸先生疲れてたのかな…とか色々思います。私のお勧めは、文庫版4巻で刀自古が入水した直後に額田部女王に会いに行ってるときの王子(の服)です!なぜかファンシー。雨乞いの練習しながら「チッまた失敗か!」とか言ってるときの王子(の服)も、なんかパッチワークみたいで何それって感じ!
    あと王子が髪に挿してる花は生花なのかいつも気になる。いや、生なんだろうけど…自分で摘んでるのか?

    王子は最高すぎてしょうがないので、未読の方には全力でお勧めしますよ!わざわざ女装までして毛人の想い人を見に行った上、「あんな女のどこが…!!!」って言いながら雨の中走ってる王子……うざキモ可愛い!(あれ、褒めてない)

    でも聖徳太子はこの漫画と日和のせいで変態のイメージしかないですよね。

  • 激しく耽美なる作品。

  • すごいなぁ。どこから発想が出てくるのかなぁ。聖徳太子といわないところがイイ。

  • 山岸凉子の代表作のひとつ。のちの聖徳太子である厩戸(うまやどの)皇子を中心に据え、推古天皇が即位するくらいまでを描く超絶歴史フィクション。

    なにが超絶かというと、まず、厩戸皇子はホモセクシャル。主人公の蘇我毛人(えみし)に恋をします。さらに、超能力ももっています。加えて、蘇我毛人は近親相姦とかして子どもまで作っちゃいます。トンデモ設定。超絶です。

    でもこんな超絶設定ですが、内容は大真面目で、超展開の連続の中に、愛とは何か、孤独とは何かを描ききっています。山岸凉子はやはりすごい。歴史に興味がなくても、ぜひ一読をおすすめします!

  • 母が好きで、実家に全巻あったので、こっそり読んだのが始まり。
    この時代、そして聖徳太子に興味があり、時間を見てはちょこちょこ読んでいたのが懐かしい。
    小学生だった私は、内容がよく分からなかったけれど、今となっては厩戸皇子の切なさが心に沁みる。
    同性愛には苦手意識があったものの、この作品はすっと入ってくるものがあり、最後はどうしようもないくらい苦しい。

  • 若かりし頃の聖徳太子のお話ですが、人間の業を壮大なスケールで描いた作品です。人に貸すので今回また読み返したけど、やっぱり全然飽きない!

    何故神は存在するのか?
    仏の役割は?
    はじめて読んだとき、神仏融合の宗教観を持つ日本人独特の考え方がストンと腹に落ちました。その時のインパクトが忘れられません。

  • 読めば読むほど「毛人死ねばいいのに」と思う漫画。厩戸王子切なすぎる。

  • この人の漫画大好きです!絵がすごく綺麗・・・

    歴史に基づいているところが多くて、知らず知らずのうちにこの頃の出来事や人物について詳しくなってしまいました。

    聖徳太子に対する考え方が180度変わってしまうような内容です。
    もし実際にこうだったとしたら、本当に恐ろしい・・・
    蘇我氏は悪いことをしたから殺された、と思っていたのですが、この漫画を読んで、ついつい感情移入してしまいました。

    ラストも報われなくて切ないです・・・王子に幸せになってほしかった。誰一人幸せじゃなかったような・・・
    特に蘇我蝦夷の妹の刀自古がかわいそう過ぎます。

    それから、最終巻の最後に入っている、聖徳太子の死後の話。
    これも読んでいて何だか切なかったです・・・
    入鹿と山背がすれ違ってしまう感じがなんとも・・・

    すべて読んでから最後の年表を見てみると、つい納得してしまって、これが本当の歴史なんじゃないかとまで思いました。
    いろいろ想像してしまいます・・・作者さんの頭のよさに脱帽です。

  • 大好き。大好き。何時間あっても語り尽くせないほど大好き。本を読みおえてから二週間生ける屍のごとく魂抜けた経験ははじめてです。王子に感情移入しすぎて毛人が憎い。でも馬屋古と山背が結ばれたことで(破滅の道でも)、王子と毛人の恋も昇華できたのだと、思っておく。山岸さんはヒドイ。

  • 図書館にあってちょっと興奮。
    何の話かは全く知らず、ただ絵の雰囲気にひかれて以前から気になっていた。

    図書館にある本だし、表紙の絵の感じから歴史の勉強にもなるものだろうと推測し姿勢を正して読みはじめたが、あやしげな感じにちと戸惑う。

    1巻は聖徳太子(厩戸皇子)の少年期が描かれている。厩戸皇子は天才、超能力者というところまでは「うんうん」と思えた。だが同性愛っぽいのには驚いた。相手は蘇我毛人らしい、今のところ。無理はないけれど違和感はある。設定はおもしろい。
    こんなマンガだったとはと思いつつ、思いつつ、1巻読了。

    私の中で聖徳太子は一万円札のかたいイメージ。1巻だけではまだまだそちらの世界へはひきこまれません。

    天才ゆえの悲しみ孤独、冷淡さを持つ聖徳太子(厩戸皇子)とは何者なのだろう。先が楽しみ。(もう読まされている)

  • 初めて読んだBLなんです

  • 救いようがないけど、BLってホントはこういうものなんだろう。

  • 何で今まで読んでいなかったんだろうと思いました。面白すぎる。厩戸王子の孤独が切なくて苦しい。最後はもうわけわからん。どうしてこうなった?みたいな。悲劇。

  • 10数年ぶりに日出処の天子を読む。
    今読んだら子どもの頃とは違う感想があるかなーと思ったけど、同じだった。
    思うことはひとつ。布都姫じゃまー!!!

  • 「八雲立つ」を読み終わったら、無性に読みたくなって再読。
    持っているのは花ゆめコミックスだけど、画像がある文庫の方で(^^ゞ
    だって絵がないと寂しい…。

    聖徳太子が厩戸王子と言われていた時代の物語。10歳から20歳までの10年間だけとは思えない、さまざまなことが凝集された全11巻。
    読んだのは子供の頃でしたが、子供ながらに衝撃的でした。
    同性愛云々というよりは、人が人を恋うる哀しさというものは、ここまでのものか、と読み返すたびに思う。
    「八雲」がある意味ハッピーエンドなら、これはやっぱり属性としてはアンハッピー。
    しかも随所にターニングポイントが見えるだけに辛い。
    ここで間違わなければ、別たれずに済んだ半身ではないのか、と思うところが最後の最後、王子と毛人の決別のシーンに現れていると思う。
    王子の最後の懇願が、愚かさすら隠さずに曝け出し、その醜さを自覚しながらも止められない。その果てに自分で決着した王子の気持ちが、追いたくても追えない王子の気持ちが現れた怪異と、それを痛いほど感じながらも受け止めることが出来ずに、全てを飲み込んで離れる毛人。

    正直、この話を読んで王子の側でなく布都姫側に立てる人間がいるのかな、とは毎回思う。
    彼女が悪い訳では決してない。
    少なくともこの思いの結末に関してだけは、いい悪いという話ではないと思う。
    でもやっぱり、と思ってしまう。

    最後は毛人がいうように、黄泉路にも似た道を歩んだんだろうな、と想像のつく王子の生涯。
    けれどそれが描かれることはなく、「馬屋古女王」で、彼が亡くなった後の子供達の話から推察するばかり。
    でも、「馬屋古」からは、「日出処」の厩戸王子の片鱗は見えませんね(笑)
    やっぱり、彼の本質を知るのは、毛人だけだったのかな。

    しかしどちらの話も、誰も救われない話だけれど、不思議と読後感は悪くないです。
    それが山岸さんのうまさか、キャラクターの魅力なのか。

    あと、絵はとにかく美しい!
    好き嫌いはあるでしょうが、特筆して美しいのは手と絹。
    彼女ほど絹の質感を如実に描ける人はいないと思います。
    しかも新品じゃなくて、何度も洗い張りを繰り返した絹の。
    あの時代、絹の衣装はそうはなかったはずなんだけどなぁ(笑)←それは言ってはイケナイ。

  • 設定がすごい。古い漫画であるのに、時代の最先端である。エロスとはこのようなものか!

  • 皇子の孤独に共感しながら読んでたので、ラストの毛人には「そこまで言わなくても!」と怒りすら覚えた(笑)
    妖怪や仏が出てくる妖しい世界も怖いけれど、権力争いの様子や、人間の愛憎、執念も怖い。

    【B/全7巻】

  • ■「LaLa」1980年4月号-84年6月号

  • 聖徳太子が美形!
    曾我一族はあまり好きではなかったのですが、
    毛人のおかげで少し好きになれました。

  • どこをとっても厩戸王子が美しい。最後の終わり方から馬屋古女王への話は、本編で描かれた王子の苦しみから一転してその血筋の終焉を霊妙に描いていて、一筋縄ではいかない感じがあって本当にすき。

  • ついに読みだしました。図書館で漫画借りたのも初めて‥‥借りられるんだすごい‥‥
    思っていた話と全然違った。聖徳太子を妖しい法力使いとして描いている。推古天皇を売女などと呼んでしまうところも驚き。ていうか親子じゃないんだ?
    毛人がかわいい〜〜今まで馬子と入鹿に挟まれて全く存在感が薄く気にしてなかったのですが、この漫画は彼が主人公。取り上げられ方だなあ。
    そして解説攻めてるなあ。霊的な恋愛って、そんな表現初めて見た。

  • 相変わらず読むのが大変…。

  • 久々に本棚から出してみる。相変わらず面白い。

  • 2016.6.25市立図書館
    「陰陽師」にハマった娘ももしや気にいるかもという思惑のもとに借りてみてひさびさの再読。案の定、「晴明とか厩戸っていいよね」と夢中で読んでいた。これもバディもののパイオニアといってもいいのかな?(でも、晴明&博雅やホームズ&ワトソンの安定ぶりに比べると厩戸&毛人はすごくスリリングなのだけど)、仏教伝来とともに陰陽道のようなものも入ってきたと巻末の荒俣宏の解説にあり、超能力的なところは晴明のはるかな大先輩であったりもする。
    改めて読むと年齢設定13かそこいらにしては大人びすぎているような気はするけれど、やはりおもしろい。先の運命はほとんどわかっているけれどドキドキする。
    この巻は橘豊日大王(厩戸の父)の死まで。

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