綿の国星 (第1巻) (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1994年6月22日発売)
4.10
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本棚登録 : 1255
感想 : 116
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592880615

感想・レビュー・書評

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  • 擬人化・ねこ耳まんがの原点らしい。ねこの目でみるせかいってこんなかな。っておもう、かわいかったり、考えさせられたり。

  • 学生の頃から愛し続けている作品。

  • チビ猫ちゃんが可愛すぎっ!
    今見てもカラーイラストなんて可愛くて、色がきれいでうっとりします。

    ある雨の日、お腹が空いて倒れていたチビ猫ちゃんは時夫に拾われます。
    時夫の家は小説家のお父さんと猫嫌いのお母さんと時夫の三人一家。
    そこにチビ猫ちゃんが加わって大騒ぎに。
    チビ猫ちゃんは時夫が好きになって、早く大人になりたいと思います。
    そう。
    猫はやがて人間になれると信じているんです。
    でもそんなチビ猫ちゃんに、美しい銀猫のラフィエルは「猫は猫のままだ」と言います。
    さらに、
    身も心もしずみこむような、すてきなかおりがする一面の綿の野「綿の国」
    そこには目もさめるような美しい「ホワイトフィールド」というお姫様がいる。
    そのホワイトフィールドにチビ猫ちゃんはなれるといいます。

    チビ猫ちゃんが自分がやがて人間になると信じているので、服を着ているそうです。
    毛皮は立派な服だと思っているのだとか。
    その服が、フリフリのエプロンつきのワンピースみたいな服で可愛い~。
    くつ下をはいてるのが可愛い~。

    実はこのマンガ、最初見た時に意味が分かりませんでした。
    途中のお話から見て、チビ猫ちゃんを人間だと思っていたからです。
    最初から読んで、あ~、そうだったんだ・・・と納得しました。

  • 何年かぶりに読み返した
    こんなにも
    死が埋まってる
    お話しだったのか

    チビ猫の前の"おかあさん"と本当の母猫は何処に?
    もうわからない

    そしてパウダーは
    やがて粉のように飛び散るのか

    それでも

    しあわせをみつけながら
    生きてくしかない

    ラフィエルに再開する日を待ちながら
    にんげんにはなれなくても
    少しずつホワイトフィールドに近づきながら。

  • かわいい。ひたすらかわいい。そしてきれい。

  • 10年ぶりの、綿の国星。ねこの視点が、もう忘れてしまった気持ちを思い出させてくれた。最初に読んだ当時は、まだその気持ちを失っていなかったからなんとも思わなかったのかなあ。猫と話したくなりました。

  • 高校生になって読み返して、好きだなあ、と。

  • GUEST 052/歌人・穂村弘:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2012/03/post126755.html

  • 小学生のころ図書室でよく借りてた本。

    どうしてこんなに猫の気持ちが分かるんだろう。
    本当はちがうかもしれないけど、とても自然でこれを読むとすごくねこになりたくなる。夜に読むとなおいい。

  • 綿の国星 漫画文庫 全4巻 完結セット (白泉社文庫)
    猫になりたい・・・ふんわかした気持ちになれる。

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著者プロフィール

栃木県生まれ。短大在学中に『ポーラの涙』でデビュー。昭和53年より「月刊ララ」に掲載された『綿の国星』は、独特の豊かな感性で描かれ、大きな反響を呼ぶ。『ミモザ館でつかまえて』『夏のおわりのト短調』『パスカルの群』など著書多数。

「2011年 『グーグーだって猫である6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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