- Amazon.co.jp ・マンガ (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592881148
感想・レビュー・書評
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この最終巻では、ベルリンから来たアル中気味のバレエピアニスト、カリンに、翻弄されながら成長していくノンナを描いています。
『花とゆめ』は中高生対象らしいですね。
当時リアルタイムで愛読していた女の子たちは、どんな思いで読んでいたのかしら。
そしてどんな影響を受けたのかしら。
山岸凉子さんは、なぜカリンをドイツ人に設定したのかしら。
知りたいです。
さがしてみます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バレエまんが 文庫本全4冊・4
紆余曲折をへて 最後はハッピーエンドに落ち着いてよかった^^ -
今度は謎のピアニスト、カリンの登場でややこしいことになっているところへ、ノンナはコンクールで技術より情緒の世界、苦手なロマンチックバレエに挑戦することに…
この漫画、全体通してちょっとしたミステリでもあるんだと思うんですよね。
ノンナの気持ちはそりゃあもうよーっくわかってるけれど、ミロノフ先生の真意は?っていう。
ラストシーンはその種明かしです。
ここで終わっているからあるいみこの話はめでたしめでたし、なのかもしれないとちょっと思うけれども(笑) -
神がかってると思います。何回も読み返してしまうマンガのひとつです。
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山岸涼子先生によるバレエ漫画。長編バレエ漫画の原点であり、『舞姫:テレプシコーラ』を読み進めるうえでは避けては通れない、言わずと知れた名作かつ秀作。
基本は主人公ノンナのシンデレラストーリーですが、泣きの試練と成長、対比されることの劣等と克服、政治や社会情勢との葛藤と、内面的にも外面的にも話の展開が深いです。若かりし山岸先生自身の成長も漫画から読み取れます。 -
わたし、「アラベスク」のラストは、亡命だと思っていました。
いや、3巻のラストも亡命だったのですが、4巻では、ノンナとミノロフが、エーディクに呼ばれて亡命していくところで終わっていたような気がしていたのですが。
どうやら、思い違いだったようです。
うーん、この物語を前に読んだのはいつだったんでしょう?
高校生ぐらいかなぁ?多分、角川の山岸涼子全集で読んでいて、それが出たのが20年ほど前なので、それぐらいそうです。
その頃って、まだ初心だったようで、けっこう今回読んで、性的な話が出て来たのも、全然おぼえていませんでした。
今読んでも、充分におもしろいです。多少、ドラマ的に古さは感じるのですけどね。 -
山岸涼子のバレエ漫画。ミロノフ先生がものすっごくカッコイイです。
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やはり最後は…♪
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ISBN-10:4592881141
P344
ピセアダイという若者がテナンの顔をみて憎まれていると思って殺してしまうの
そこへ神があらわれて彼女の心臓を開いてみせると彼への愛でいっぱいだった
テナンは愛する時と憎んでいる時の表情が同じだったのよ