- Amazon.co.jp ・マンガ (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592881414
感想・レビュー・書評
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チョビが可愛い
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私が10代~20代前半の頃に影響を受けた作品を紹介するシリーズ。1900エントリ目なので第19回となる今回は「動物のお医者さん」を取り上げる。90年代の「花とゆめ」黄金期におけるトップ3作品の1つであり(ちなみに残りの2つは「ぼくの地球を守って」と「ここはグリーン・ウッド」)、知的でシュールな作風が男女を問わず人気を博した。北海道大学(作中では一貫してH大と表記)の獣医学部をリアルに再現した舞台設定も人気があったのだが、連載終了後に現実の北大が大きく変わってしまったため、聖地巡礼をしようとしても作中の場所は存在しないのが残念なところ。私の博士課程のときの実質的な指導教官が、北大に赴任することが決まった時、本作の全巻セットをプレゼントしたのはいい思い出である。後で聞いたところによると、先生の娘さんがこれを読んで札幌への引っ越しを楽しみにするようになったということで、それはいいことをしたと思った次第。花とゆめコミックス全12巻、白泉社文庫全8巻、愛蔵版が全6巻。
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まずは動物の描き方がすごい。チョビの毛並みとかほんと凄い。そして、恋愛要素が全然ないのもよい。小学生の時は読んでも意味が分からないところが結構あった。知的なギャグ漫画なんだな、きっと。
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ハム輝、懐かしい。
初めて読んだ時は、この絵になかなか慣れなかったけれど、
読み返すといいですね。
チョビの表情も生き生きとしていて、獣医学部のイメージもできる。
作者の字は特徴的。 -
文庫版全10巻読了。登録はこの1巻のみで。
ある閉じた(といってもいい)集団のなかで起きたいろいろな面白いできごとは、その場にいないひとたちにとっても面白いものなのかどうか、考える。
まあ半々やね。あたりまえか。
でもこの漫画は、その半々のところの両方からええとこを抽出してわたしたちに差しだしてくれている。その集団に所属していないとわからない面白さは、まるでわたしたちがその一員であるかのように彼らのことをこと細かに教えてみせてくれるし、リアルとデフォルメの丁度真ん中くらいのビジュアルでの動物たちの生き生きとした表情は、誰だって馴染みがあるものだと思う。
となんやようわからんことを書いてしまったがまあほんと面白い。 -
チョビかわええー。
何度読んでも癒されます。-
「癒されます」
私も可愛いチョビとミケのファンです。
佐々木倫子って動物の表情上手いよね(人間はチョッとアレだけど)。「癒されます」
私も可愛いチョビとミケのファンです。
佐々木倫子って動物の表情上手いよね(人間はチョッとアレだけど)。2012/08/24
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定期的に読み返したくなるので、文庫で全巻持つようにしました。大学の自由な雰囲気と、なんだかたくましい動物と人、上質なミステリの要素、非常に読んでいて安心します。ずっと大好きな本。
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以前持ってたのに手放して再購入
ドラマにもなった。生き物は難しい。動物を丁寧に書いているのが好感あり。 -
子どもの頃からずっと読んでるある意味バイブル。
佐々木さんの後書きにもあるけど、動物が出て来て大変な難病と戦ったり、愛犬が死んでしまったりしてそこから獣医を目指すんじゃ…などの予想をして本を取ってくれる人が多い様ですと書いてあったけど、シリアスで命とは…というノリではなくて、終始ゆるっと獣医学部の学生の話が綴られていて、恋愛要素の話もほぼないんだけど、なんでこんなに面白いんだろうなぁーと。
特にしるこ爆弾の話が好きv -
愛蔵版を手放してしまったのだけど、やっぱりどうしても手元に置いておきたくて文庫版で全巻買い直しちゃった。内容ほとんど忘れてたから新鮮に読み返せておもしろい〜。チョビって女の子だったっけえ?忘れてた。