風と木の詩 (第1巻) (白泉社文庫)

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著者 : 竹宮惠子
  • 白泉社 (1995年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592881513

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風と木の詩 (第1巻) (白泉社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 大学生のころ私はただのおたくでした。
    「普通の恋愛ものだなあ」
    と思いました。

    社会人になって腐男子デビューしました。

    読み返して思いました。
    「やおいというのはセルジュとジルベールではない。
     セルジュとパスカルのことだ」

    上記の見解について、さる腐女子の方と意見が一致しました。

    しかし彼女はその先を行っていました。
    「ではセルジュとジルベールというのはなにか。
     あれは百合だ。」

    私が彼女の見解を正確に理解できる日はくるのでしょうか。
    おたくの道とセックスの道は、某ミラクルホールの如くに奥深きものがあります。

  • 1・3・6・9・10(ばらばらにしか揃わないけど、結末まで知ってしまった)

    耽美に関するあらゆる様式美が揃っている。
    っと思ったら、逆に私の知っている様式を形成したのがこの作品てことなんじゃないの?!と気付いて(  Д ) ゚ ゚
    隠すことによって際立たされるエロス。
    革命的。

    っと思ったら割と明らさまに描かれているのですね。それでも体温や体液を連想させないからか、いい意味で生々しさが欠けていると思います。

    不器用すぎる少年たち。いびつに大人になってゆく。

  • ビッチの可愛さを知りました。

  • 1995年(底本1977年?)刊行。

     本作の本質を理解できるほど、あるいは的確な感想を叙述できるくらいに感受性は鋭くはないのは自覚している。その上でではあるが、本書は、「汚された」との自意識を持ちつつ、人として生きていきたい、その葛藤が生々しく描写される一編と見てみたいところ。

  • これはBLって括りに収まりきらない作品だと思う
    最終巻読んでから一週間は立ち直れなかった

  • ボナーーーールーーーーーーー!!!!!!!!

  • BL読むならこれは読んでみて!と、友人に勧められて読み始めた作品。
    なんでもっと早くに読まなかったんだろう。
    こんなに深い愛情をもってしても幸せになれない2人を、どんな言葉でなんと表現したらいいのか。わかりません。
    ただの思春期、青春なんていう言葉だけでは片付けられないし、愛だ恋だという言葉では足りない。
    もっと深く複雑で、不器用だけど情熱的なその内容に、ページをめくることをやめれませんでした。
    6巻がとても幸せな期間だったと思うのですが、そこからの堕ちっぷりに心がしめつけられて辛かった。

    名作です。

  • キリのいいエントリでは、私が主に10代の頃に強い影響を受けた作品を紹介しています。700エントリ目は、いわゆる少女漫画界の「24年組」の中でも、萩尾望都と並び称される双璧の一人・竹宮恵子の代表作である「風と木の詩」を取り上げる。1800年代のフランスの寄宿舎を舞台に、セルジュとジルベールという2人のの少年(共に14歳)が仲良くしたり、ケンカしたり、愛し合ったりする禁断の物語。ジルベールが叔父(実は実父)であるオーギュスト・ボウから性的虐待を受けていたり、男子校の中で「男娼」扱いを受けていたりと、物語の序盤から重苦しい展開が続くので、私が大学の友人にこの作品を勧めて回っても、第1巻を読み終える前に返却されてしまうことが多かった。純文学としても成り立つ素晴らしい作品だと思うのに、とても残念なことである。白泉社文庫全10巻。

  • 同性愛ものの金字塔。タイトルだけは知っていたのですが今の今までまともに読んだことがなかった。もっと早く読んでいれば!と読了後に久々に思いました。もはや説明不要。名作です。
    全編通して主人公である二人、セルジュとジルベールの感情のぶつかり合いのお話です。華やかな絵柄とは裏腹に生々しい人間同士のやり取りがこれでもかと言わんばかりに溢れている。強姦、薬物、近親相姦…一般的に禁忌とされているものが飛び出しては二人の運命に絡みつき、普通に想い合うことのできない二人が悲しくも愛しい。
    個人的には二人は確かに愛し合っていたけれど、ものすごく相性が悪かったのだと思う。生き方も考え方も重なり合う部分はひとつもなくて、そんな相手と愛し合おうとすることがいかに大変なことか、けれどどれだけかけがえのないことか。様々なことを二人から教わったような気がしました。大好きです。
    なお、愛蔵版(かな?)の第1巻あとがきには最終巻の重大なネタバレがあるので要注意。私はこれを先に読んでしまったので衝撃がだいぶ薄れました。それでもラストは涙が止まりませんでしたが、ネタバレが嫌な人は避けましょう。(笑)

  • はやく2巻欲しい

  • 悪魔的な妖艶さをただよわせる美少年ジルベールと、ジプシーの母の血を引く子爵セジュール。
    退廃的な性生活とそれを真っ向から正そうとする純粋さの衝突が、少女漫画のための美しさだけでは終わらせない魅力がある。
    わかりやすく言うならBL。
    けれど、南仏アルルの片田舎で寮生活を送る少年たちの、多感な青春に影をさすものは、わたしたちの掴まれた手を容易には離さない。
    だからわたしたちはいっそう、ジルベールの輝く金髪に、透きとおった頬に、赤いくちびるに惹きつけられてしまう。

  • 絵が細かく綺麗、丁寧、繊細。これは金曜日の夜に一気読みして土日存分に余韻に浸るべき。私はもうやりたくない。

  • 全17巻

    所有は文庫版ではない

  • 元祖BL漫画。繊細な少年達が痛い。

  • 全巻読んだ上での感想です。
    少年愛、同性愛ものですが、そういった言葉だけで括ることができない奥が深い作品です。
    終盤に入るといつも気が重くなりますが、読む手が止まりません。
    ジルベールとセルジュが本当に愛しくて、大好きです。
    何回読んでも涙が止まりません。

  • 中学の時に読んで、あまりの壮絶さにかなり動揺した覚えがある
    ロスマリネが好き
    読んだ後、なんだかいたたまれない気持ちでいっぱいになった
    生活に支障きたした作品のひとつ

  • 大人と子供の狭間。
    だからなのか。

    まだまだ消化に時間がかりそう。
    この作品でジルベールっていう性別が生まれた。

  • 持ってるのはコミックス版だけど、とりあえず。初めて読んだのは小学校高学年か中学にあがった頃。まだ雑誌連載中だったっけ。姉の本棚で見つけ、こっそり読み、未知の世界に足を踏み入れてしまった。少女漫画のシリーズなのに、ポルノみたいで大丈夫なのかと思いつつ。

  • 少女漫画の古典名作。男性もこの作品を読んでみれば、新しい発見があるのではないかと思います。ザ・お耽美漫画。

  • この作品に登場する美少年・ジルベールは、私の脳内で、新聞配達少年のイメージキャラクターとして、見事その地位を獲得されました。

  • 過去少女コミックで連載されていたマンガ
    まだBLという言葉がなかった時代に竹宮先生の作品は衝撃的出した。甘く甘美なフランス中性の全寮制男子校が舞台。
    当時から受け入れる人とそうじゃない人がいましたが
    私はジルベールの美しさに魅せられてしまいました。
    今でもバイブルの1冊です。

  • 終盤のジルベールとセルジュの純粋ゆえの不器用さに、読んでいていつも悲しくなる。

    二人に幸せな結末が訪れてほしかったけれど、こうなるより他に仕方が無かったとは思う。

  • 集め途中で3巻まで。(2010.3)

    これは名作。
    ジルベールの生き方が切なすぎです。

    カテゴリは少女漫画でいいのか迷いました...

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